地域貢献の輪
2021-07-01 15:35:01

「としま情熱基金」が湧き上がる地域貢献の輪 第6回提案募集開始

「としま情熱基金」第6回提案募集が開始



地域社会の活性化を目指し、豊島区に特化した社会貢献活動を支援する「としま情熱基金」が、6回目の「としまの街をステキにする提案」の募集を開始しました。この基金は、地域のビジネスや飲食店が協力し、売上の一部を集め、地域活動に寄付することで成り立っています。

「としま情熱基金」の背景



この基金は、養老乃瀧株式会社の代表取締役社長、矢満田敏之氏のアイディアによって2015年に設立されました。施策の運営事務局はNPO法人としまNPO推進協議会が担っています。初回の提案は2016年2月に実施され、以来、地域活動の幅広い支援を見込む形で年々活発に事業は進展しています。

賞金とその使い道



基金の参加企業から集まる資金は、「としまの街をステキにする提案」を行う団体に提供される形をとっています。最優秀賞には20万円、優秀賞には10万円、審査員奨励賞には最大5万円が手渡され、地域の様々なプロジェクトの実現が期待されます。参加企業はそれぞれ独自に基金への拠出額を設定しており、例えば、養老乃瀧では「バクハイ」1杯につき10円、向こう三軒両隣めぐるでんき事業部では契約ビルの電気使用料から0.05円が寄付されます。このように規模は企業ごとに異なりますが、地域貢献への意識は共通しています。

運営委員の役割と構成



基準の運営委員には、地域に根ざした企業から選ばれたメンバーが名を連ねています。現在の運営委員会の会長はマテックス株式会社の松本浩志氏、副会長には日本自動ドア株式会社の吉原二郎氏が就任しており、委員には他にもさまざまな業界のリーダーが参加しています。審査員長としては、4回目から富士福祉事業団の枝見太朗氏が任命されています。

これまでの受賞団体と支援内容



受賞団体は環境保護や福祉支援、文化活動など多岐にわたる分野で活動しており、その実績は地域課題解決の一助となっています。今年度からは、活動資金の提供に加えて、PR動画の制作や行政との連携・協働支援といった新たな取り組みも始めています。これにより、受賞団体が後の活動を持続的に行えるようサポートを強化しています。

今後のスケジュール



今年度の提案募集は9月30日が締切で、最終選考を突破したファイナリストは11月27日(土)に養老乃瀧本社ビルでプレゼンテーションを行います。さらに、過去の受賞団体からの中間報告や特別出演者によるパフォーマンスがYouTubeライブで配信される予定です。

この「としま情熱基金」は、地域における団体が未来を形作るための重要な基盤を提供しています。次回の取り組みにも多くの注目が集まることでしょう。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人としまNPO推進協議会
住所
東京都豊島区池袋3丁目30番21号マルモビル1F
電話番号
03-5951-1508

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