チタン発色ワークショップ
2024-09-02 14:08:05

兼松が贈る子どもたちの未来、チタン発色ワークショップ

2024年8月22日、兼松株式会社は東京都千代田区丸の内にて「KG KIDS DAY 2024」を開催し、約20名の従業員の子どもたちを招待しました。このイベントでは、チタンの発色体験を通じて子どもたちが色の楽しさを体感し、また新たなアイデアを募る「発色チタンアイデア大会」が行われました。

本イベントは、チタン製品に特化した企業からの協力を得て実施されました。特に日本製鉄株式会社、新和メッキ工業株式会社、永和金属株式会社からのサポートがありました。毎年人気の「KIDS DAY」は例年の結果を踏まえ、チタンの発色実験が大変好評を博しています。加えて、参加者は名前を入れたオリジナルの定規と保護者の連絡先が印刷された名刺を作成しました。

新和メッキ工業の社長、瀧見氏は講師としてチタンの特性や発色の原理について説明し、子どもたちをワークショップに導きました。体験は、特定のボルト数に合わせて電気を流し、銀色のチタンを選んだ色に変化させる作業でした。徐々に色が変わる様子は、まるで魔法のように子どもたちを魅了しました。参加者はまた、特殊な溶液で作業することで自分だけの美しい模様を完成させる喜びを体験しました。

もう一つのメインアトラクションは「発色チタンアイデア大会」でした。テーマは「こんな発色チタンがあったらいいな」。子どもたちはユニークなアイデアを提案し、最も光るアイデアには特別賞として発色チタン製の盾が贈られます。今年の受賞作品「チタンでできた大仏」は予想外の発想で、多くの参加者に新たな視点を提供しました。

チタンは、航空機、プラント設備、医療器具などさまざまな分野で利用される金属であり、その優れた特性は多くの業界で重宝されています。さらに、チタンの表面処理によって鮮やかな色合いが生まれます。今回の子どもたちの体験は、ただ発色を楽しむだけでなく、チタンの新しい可能性を探る貴重な機会となったことでしょう。

兼松は創業135周年を迎えたことで、鉄鋼分野における知見を活かし、意匠性のあるチタンの普及に努めています。新しいチタンの用途開発に興味を持つ企業は、ぜひ兼松に問い合わせてみてください。

ご協力いただいた企業もご紹介します。まず日本製鉄株式会社は、長年の技術で意匠性を追求するチタン素材を展開しています。さらに、新和メッキ工業株式会社は地域活性化に寄与しながら最先端の発色技術を持ち、永和金属株式会社はチタンやステンレスなどの特殊金属の供給を行っています。これらの企業は、チタンを通じて新たなクリエイティブな面を引き出すための活動を常に行っています。


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会社情報

会社名
兼松
住所
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー
電話番号

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