大阪・関西万博閉幕で特設スケートリンク登場、未来の五輪へバトンをつなぐ

万博閉幕の特設スケートリンク

2025年10月13日（月・祝）、大阪・関西万博のイタリア館で特設スケートリンクを使用したクロージングイベント「ワールド・イタリア・スポーツデー」が開催されます。この日、万博のフィナーレを華やかに飾る企画として、未来の五輪に向けた希望のバトンをつなぐ重要な意味を持ちます。

特設スケートリンクの概要

このイベントでは、1日限定で設置されるスケートリンクが登場。来日するイタリアのアスリート、カロリーナ・コストナー氏とマルティーナ・カイロニ氏が、聖火トーチのプレゼンテーションを行います。彼女たちは館内に展示されている聖火トーチをステージに運び、未来への希望を象徴するセレモニーを実施します。

関大の学生たちが未来を照らす

関西大学のアイススケート部の学生3人がこの特設リンクでエキシビション演技を披露します。さらに、卒業生の宮原知子氏（フィギュアスケート・2018平昌オリンピック日本代表）と和田伸也氏（陸上競技・2020東京パラリンピック銀メダリスト）が登場し、自らの競技経験をもとに未来の世代へのメッセージを語ります。

万博と五輪をつなぐイベント

本イベントは、万博が持つ「いのち輝く未来社会のデザイン」という理念と、オリンピック・パラリンピックの「平和と共生の精神」をつなぐ重要な催しです。日伊両国のアスリートが集まり、スポーツを通じて未来への願いを分かち合う様子は、参加者に大きな感動を与えることでしょう。共に集まった選手たちの熱気が万博の閉幕を華やかなものにします。

イベントの詳細

「ワールド・イタリア・スポーツデー」のスケジュールは次の通りです。まず、9:20からイタリア陸軍音楽隊による演奏が行われ、9:50にはミラノ・コルティナ五輪に関するビデオが放映されます。開会式ではイタリア政府の代表者がスピーチを行い、その後、聖火トーチのセレモニーが実施されます。日本側アスリートの紹介も行われ、テープカット後にエキシビションが開始されます。そしてその終了後には、一般来場者へスケートリンクが開放される予定です。