「どうして子どもは小学校へ行くの?」蓮見孝之アナウンサーの答えがラジオ番組で話題に! 第49回アノンシスト賞を受賞
JNN・JRN系列各局の優れたアナウンサーに贈られる「第49回アノンシスト賞」にて、蓮見孝之アナウンサーが「ラジオ フリートーク部門 最優秀賞」を受賞しました。受賞理由は、2023年5月20日に東京・港区の赤坂サカスで行われた『ふらっと こども電話相談室』公開収録での、6歳の女の子からの質問「どうしてこどもは小学校に行くの?」に対する回答です。
蓮見アナウンサーは、この質問に対し、「義務教育は、子どもが勉強しなければならない権利ではなく、親が子どもの学ぶ権利を奪ってはいけないという権利である」と説明しました。そして、学校教育の意義として、時間やルールを守る習慣を身につけること、様々な人と交流し、自分の個性や能力を知ることを挙げました。
さらに、自身の経験を交えながら、学校で学んだことが大人になってどのように役立っているかを具体的に語り、聴衆の共感を呼びました。たとえば、子どもの頃は読書が苦手だったものの、学校で音読する機会があり、先生から褒められたことで、人前で話すことが得意だと気づき、現在のアナウンサーの仕事につながったと語りました。
蓮見アナウンサーは、今回の受賞について、「子どもとの向き合い」が大切だと語りました。アナウンサーとして政治や経済など様々な分野に関心を持ちながらも、教員志望だった過去や保育士資格を持っていることから、子どもたちとの関わりを重要視していることを明かしました。
『ふらっと こども電話相談室』は、TBSラジオで長年親しまれた「全国こども電話相談室」のコンセプトを受け継いだコーナーです。月~木曜日の朝8:30から放送されている『パンサー向井の#ふらっと』の中で、子どもたちの様々な質問に答えています。
今回の蓮見アナウンサーの受賞は、学校教育の意義や、子どもたちの成長を促すコミュニケーションの重要性を改めて考えさせてくれるものでした。