ウズベキスタンにおけるIT産業育成に向けた国際的連携の進展
ウズベキスタンは最近、IT産業の振興に向けた大きな一歩を踏み出しました。日本の株式会社デジタル・ナレッジとJapan Digital University(JDU)、そしてウズベキスタンのIT振興機関であるIT Parkが連携し、クリエイティブ産業育成および技術協力に関する戦略的パートナーシップの覚書(MOU)を締結しました。この取り組みは、2025年に予定されている「『中央アジア+日本』ビジネスフォーラム」にも基づいています。
IT Parkとは?
IT Parkは、ウズベキスタン政府が推進するテクノロジー拠点であり、新興企業支援やICT人材の育成を目的としています。首都タシュケントを中心に国内14の支部を展開しており、海外にも進出しています。2025年には東京にオフィスを開設し、日ウズ間のICT関連の協力体制を強化しているのです。
取り組みの背景
ウズベキスタンは、豊富な若年層の人材リソースを生かしてIT産業をより強化しようと努めています。一方で、日本国内ではITエンジニアの不足が深刻な問題となっており、特にゲームやアニメ制作に必要なデジタル人材の確保が求められています。この覚書は、両国の状況を踏まえたWin-Winの関係を構築することを目的としています。
人材育成とアウトソーシングの推進
本提携では、日本のゲーム開発やデジタルコンテンツ制作のノウハウを生かした教育プログラムを通じ、現地の若手クリエイターを育成することに注力します。その結果、育成した人材を日本企業からのアウトソーシングプロジェクトに積極的に活用し、双方向での協力関係を構築します。
技術協力と産業創出
この覚書は、ウズベキスタン国内に新たなデジタル産業基盤を創出し、持続可能な経済成長にも寄与することを目指しています。技術的な交流は両国にとって新たなビジネスチャンスとなり、業界全体の発展が期待されているのです。
今後の展望
MOUを通じて、ウズベキスタンを「中央アジアにおけるクリエイティブ産業のハブ」と位置づけ、日本企業にとっても信頼できる新しい開発パートナー拠点を築くことが予定されています。これにより、両国のIT産業の活性化とともに、さらなる国際的な競争力向上が見込まれています。
Japan Digital University(JDU)について
JDUは、ウズベキスタン・タシケントに設立された私立大学で、日本の質の高い教育を提供することを目的としています。学生は現地のキャンパスで通いながら、日本の大学の授業をオンラインで受講でき、卒業時には両国の学位を取得することができます。これにより、高い日本語力とITスキルを持った人材の育成が実現しています。
デジタル・ナレッジについて
デジタル・ナレッジは、日本初のeラーニング専門ソリューションベンダーとして、教育機関や研修部門との連携を深めています。同社は、教育機関の知識を効果的に流通させる役割を担い、より良い知識社会の実現に貢献することを目指しています。
このように、ウズベキスタンと日本の間で進められる協力関係は、IT業界の未来を切り開く重要なプロジェクトと言えるでしょう。