こども食堂支援の新風
2021-03-09 10:37:06
琉球アスティーダが支援するこども食堂の新たな取り組み
琉球アスティーダが支援するこども食堂の新たな取り組み
琉球アスティーダが新たなプロジェクトに乗り出し、全国各地のこども食堂を支援し始める。この取り組みは、コロナ禍に苦しむ家庭の支援だけでなく、生産者を助け、地域経済にも寄与することを目指している。
プロジェクトの背景と発展
このプロジェクトは、大学生の発案から始まったものであり、昨年10月31日に行われた「街中みんなで子育てプロジェクト」での成功を受けて、実施されることとなった。これにより、埼玉県の協力を得て、企業からの寄付を集め、飲食業の営業自粛に苦しむ生産者から食材を購入し、全国のこども食堂に提供する流れが構築されている。
特に、企業版ふるさと納税を通じて生産者が支援される仕組みは、今までにない試みであり、寄付額の最大9割が税額控除されるため、企業も積極的に参加しやすい環境が整いつつある。例えば、北海道猿払村はこの制度を具体化し、全国初の事例として注目されている。
琉球アスティーダの役割
琉球アスティーダは卓球Tリーグでの成功を背景に、特別スポンサーとしてこのプロジェクトに参加する。チームの成績を反映した寄付を行うことを目指し、この新たな寄付メニューの構築が進められている。このアプローチは、地域のプロスポーツチームとしての責任を果たすと同時に、地域社会への貢献にもつながっている。
市民参加型のSDGsの取り組み
今回のプロジェクトは、SDGs提案グランプリという市民参加型のイベントとも連動して進められている。市民が企業にSDGsプロジェクトを提案できる場を提供し、そこで生まれた優れたアイデアが実現に向けて動き出す。このような流れが、人々のSDGsへの関心を高めている。
特に、オンラインで行われるSDGsオンラインフェスタは、市民参画の大きな舞台を提供しており、2020年5月の初回開催では537名が参加。多くの市民がSDGsに対して興味を示した。
環境意識の向上と未来への展望
今後は、生産者支援だけでなく、環境問題にも取り組むプロジェクトが発表される予定である。例えば、名門スポーツチームとの連携でプラスチックごみの削減に向けた具体策が検討されており、業界を超えたコラボレーションが進むことで、さらなる社会貢献が期待されている。
このように、「スポーツ」と「社会」そして「環境」をつなげることで、新たな価値を生み出す試みは今後も続く。琉球アスティーダの活動を通じて、子供たちへの支援や地域の生産者の活性化が進むことが期待されており、多くの関係者から注目されている。
最後に
次回のSDGsオンラインフェスタは3月14日に開催され、多くの新たなプロジェクトが発表される予定である。これにより、地域のこども食堂や生産者と連携した新たな取り組みが広がり、より多くの人々に希望を与えることを願っている。
会社情報
- 会社名
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SDGsオンラインフェスタ実行委員会
- 住所
- 静岡県浜松市中区千歳町91-1
- 電話番号
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