AI駆動型リサーチサービス「GxRaptor」が誕生
グロースエクスパートナーズ株式会社(東京都新宿区)は、新たにエンタープライズ企業向けに開発したAI駆動型リサーチサービス「GxRaptor」の提供を開始しました。このサービスは、企業が持つ社内データとインターネット上の最新情報を結びつけ、リサーチの力を大きく引き上げることを目的としています。
サービス開発の背景
同社は長年にわたり、数多くのエンタープライズ顧客との関係を築いてきました。その中で、企業が蓄積するデータの活用が不十分であるという共通の課題が浮かび上がりました。この状況は、データが意思決定や業務の効率性を阻害する要因となっています。そこで誕生したのが「GxRaptor」です。このサービスは、企業のデータ利活用を一新し、業務の効率化を図るものです。
GxRaptorの特徴
「GxRaptor」には、以下のような特徴があります。
1. データの統合リサーチ
このサービスは、社内で蓄積したデータと公に利用可能な情報(オープンデータや他社事例)を融合させる機能を持っています。これにより、ユーザーは多面的かつ深い洞察を得ることができ、リサーチの質が向上します。
2. AIによる自律的な情報収集とレポート作成
「GxRaptor」は、AIを活用して情報を自動的に探索・収集し、それらを要約してレポートを生成します。そのため、ユーザーは従来のリサーチ作業にかかっていた時間を大幅に短縮することができます。さらに、AIがどのように情報を集めたのか、その過程を確認できるので、信頼性の高いデータ分析が可能です。
3. インタラクティブなユーザーインターフェース
本サービスは簡単で直感的な対話型のUIを採用しています。これにより、ユーザーが必要な情報を瞬時に引き出せるだけでなく、様々な利用方法を試すことで、新しいビジネス価値の発見にも繋がるでしょう。
4. データ駆動型プラットフォームとの連携
また、グロースエクスパートナーズが提供するデータ駆動型プラットフォームと連携することで、企業内の古いIT資産から効果的にデータを統合し、活用できます。「GxRaptor」により、生成AIが社内のデータに迅速にアクセスすることで、より広範なデータ活用が実現します。
提供する価値と今後の展望
「GxRaptor」導入により、様々なユースケースが創出されることが期待されます。例えば、自社のデータと公開されているデータを組み合わせたリサーチサービスの提供や、自社製品情報を基にした営業業務の効率化(ターゲット顧客リスト作成やクロスセル推進)などです。
今後は、顧客が持つデータ資産とAIの融合を強化し、企業のデータ活用を促進することで、顧客にとっての新しいデジタルサービスや業務改革をサポートする方針です。
企業概要
グロースエクスパートナーズ株式会社は、流通業界、医療、通信など多様な分野において、エンタープライズDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。2008年に設立されて以来、顧客の成長を追求するためのDX関連の人材育成や組織構築にも貢献してきました。企業名でもある「Growth x Partners」の通り、顧客とともに常に成長し続けるパートナーシップを大切にし、企業及び社会の変革を支援しています。
公式ウェブサイト:
GxPグループ