年末大掃除95%自分で
2022-12-02 11:00:01
年末大掃除を自分で行う人が96%を超える現実とその背景とは
年末大掃除を自分で行う人が96%を超える現実とその背景とは
年末の恒例行事とも言える大掃除。年末に家をきれいに整えるため、多くの人がこの時期に掃除に取り組みます。しかし実際のところ、96%の人が自分で行っているという調査結果が明らかになりました。この調査は、遺品整理や不用品回収を行う「まちの遺品整理屋さん」を運営する株式会社エクセル・クリーン・サービスが、日本に住む10代以上の人を対象に実施したものです。
大掃除をする理由とその実態
「年末に大掃除を行ったことはありますか?」という質問には、66%の人が「毎年する」と回答し、29%が「たまにする」と答えました。つまり、95%もの人が年末の大掃除を実施しているということがわかりました。5%の人が「ない」と答えた理由は、普段から掃除をこまめに行っているため、年末だからといって特に気にしないとのことです。
実際、調査に参加した人の中には、年末の大掃除を夏に済ませてしまうという人や、掃除の時間が空いたときに実施している人も多かったようです。これは、年末の忙しさを考慮した行動なのかもしれません。
プロに依頼する人は僅か
思いのほか、自分で大掃除を実施する人が多い一方、業者に依頼した経験がある人はわずか4%という結果も出ています。プロに依頼した感想として、換気扇やエアコンの清掃に満足している声もありました。ただし、コスト面について「高い」と感じる人が多く、清掃業者の費用がハードルになっていると感じる人もいるようです。特に、自分で掃除を行うことができるため、アウトソーシングすることへの心理的な抵抗感が強いと言えそうです。
不用品処分の難しさ
また、年末の大掃除を機に不用品を処分した経験がある人は74%ですが、同時に82%の人が「なかなか処分できないものがある」と回答しました。不用品の中には「使っていない家具や家電」が多く含まれており、その理由には「手続きが面倒」「もったいない」というコスト面が挙げられます。特に高価だったアイテムを捨てることができずにいる方が多いようです。
さらに、もらい物や思い出の品についても、情緒的な理由から処分が難しいと感じる人が多く「捨てられない」との声が多数寄せられました。
固定観念が依頼を阻む
この調査を通じて見て取れるのは、「掃除は自分で行うべき」という固有の思い込みが、プロへの依頼を妨げていることです。共働き世帯が増えている現代でも、この固定観念は色濃く残っており、業者に依頼する文化が成立していない現状があります。
清掃や不用品処分は、手間と時間がかかる作業です。今後、この業界では、消費者が気軽にサービスを利用できるように、文化を変える取り組みが求められます。効率的なサービス提供やコスト削減が進むことで、より多くの人がアウトソーシングを検討するようになるでしょう。
今後の展望
株式会社エクセル・クリーン・サービスでは、全国エリアで出張見積もりを行っており、様々なニーズに応えるサービスを提供しています。掃除や不用品処分は手間がかかるため、今後もこの種のサービスが広がり、依頼することが当たり前の文化が根付いていくことが期待されます。これにより、多くの人が手軽に生活環境を改善できる社会が実現することを願っています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社エクセル・クリーン・サービス
- 住所
- 大阪府大阪市西成区花園北1-7-3
- 電話番号
-
06-6648-8308