名古屋のスポーツシティプロジェクト
名古屋市では、「スポーツが盛んな名古屋」を更に多くの人々に知ってもらうために、様々な施策を推進しています。特に2026年に地元で開催される「第20回アジア競技大会」と「第5回アジアパラ競技大会」に向けて、地域の盛り上げを図る取り組みが行われています。このプロジェクトは、観戦者の意識を高めることに力を入れており、特に若者たちに現地でのスポーツ観戦の魅力を訴えかけています。
アスリートを「HERO」と位置付ける意義
近年、LIVE配信が普及し、スタジアムでの観戦から足が遠のく若者たちが増えています。スポーツ観戦のスタイルが多様化する中で、名古屋市はアスリートたちの魅力を再発見し、彼らを「HERO」と位置づけることで、観戦者との特別な関係を醸成しようとしています。アスリートは単なる選手ではなく、観客にとっての特別な「推し」としての存在感を持つことが重要です。このような視点を市民に届けることで、より多くの人々が「応援する側にもHEROがいる」というメッセージを伝えようとしています。
動画シリーズ「HEROに会いに行こう!」
名古屋市では、YouTubeチャンネル「まるはっちゅ~ぶ」にて、オリジナル動画を順次公開しています。その中でも特に注目されているのが、「HEROに会いに行こう!」というシリーズです。今回は、スポーツ観戦の楽しさを伝える内容で構成されており、特にTikTokで人気のバスケットボール選手、すみぽん(高倉菫)が登場しています。
動画の中で、すみぽんがスポーツ観戦の楽しさを伝えつつ、彼女自身がアスリートであることを強調しています。応援する人々もまたHEROであり、共に盛り上がる楽しさを感じることができます。
地元アスリートの紹介
また、もう一つの動画「MY HERO ~我が街のヒーローたち~」では、地元ゆかりのアスリートたちを6人紹介しています。現役で活躍する選手たちの「生の声」を聞くことで、彼らの存在がより身近に感じられ、実際に観戦しに行こうという気持ちが高まる仕組みです。
1.
大島 健吾(パラ陸上競技)
2.
織田 夢海(スケートボード)
3.
大津 美穂(車いすバスケットボール)
4.
谷中 樹平(ラグビーフットボール)
5.
山本 麻衣(バスケットボール)
6.
後藤 希友(ソフトボール)
これらの選手たちがどのような思いを抱き、どのように日々活動しているのかを知ることで、市民も自らの「推し選手」を見つける手助けになります。
スポーツ観戦の楽しみ方
また、名古屋での観戦は試合を観るだけでは終わりません。食を楽しむ「観戦メシ」や、試合前に立ち寄る観光スポットなど、多様な楽しみ方が存在します。観戦スタイルは人それぞれ。自分だけの楽しみ方を見つける機会を提供しています。
キャンペーン情報
さらに、名古屋市では「名古屋のスポーツヒーローに会いに行こう!」というキャンペーンを実施しています。参加者にはアスリートに会うチャンスが与えられるなど、より観戦したくなるような取り組みです。ご参加は名古屋市の公式ウェブサイトやSNSで情報を確認できます。
名古屋市によるこの取り組みは、スポーツを通じて地域の活性化と市民のつながりを深めることを目指しています。今後の展開にも期待が高まります!