SDGsアイコン発表
2021-03-27 00:00:03
若者とともに創り上げた日本版SDGsアイコンが発表される
SDGs169ターゲットアイコン日本版が発表
2021年3月26日、SDGsの学校プロジェクトの一環として「SDGs169ターゲットアイコン日本版」が発表されました。これは、2030年のSDGsの時代を見据えて、子どもたちや若者たちが主体的に関与した成果です。
プロジェクトの背景
この「SDGs169ターゲットアイコン日本版」は、2020年6月22日から11月30日の間に行われたプロジェクトの結果です。全国の学生や教育団体から集まった日本語のコピーがもとに、慶應義塾大学大学院の蟹江憲史教授や博報堂の井口雄大氏らがアイコンを制作しました。プロジェクトは、2030年の持続可能な社会の実現に向けて、若い世代がどのようなビジョンを持っているのかを具体化することを目的としています。
169ターゲットの内容
SDGsは17のゴールと169のターゲットから成り立ちますが、169のターゲットには短い日本語コピーがありませんでした。そこで、このプロジェクトでは、各ターゲットに対する短い日本語コピーを全国から募集し、その中から選ばれたものが新たな「アイコン」として発表されたのです。たとえば、「貧困」をテーマにしたターゲットには、「11日150円以下で生活する人をゼロにしよう」といった具体的なメッセージが作成されています。
発表会の様子
発表は、はまぎんホール VIA MAREで行われ、朝日新聞のYouTubeアカウントでもライブ配信されました。登壇者には、特別ゲストとしてお笑い芸人の古坂大魔王や、関係者が多数集まり、会場は賑わいを見せました。発表会では、SDGsの理想を描くために集まった学生たちの声が紹介され、熱い議論が繰り広げられました。
未来へのメッセージ
このプロジェクトは、子どもたちが自らの言葉で未来を語ることを促進する取り組みです。169ターゲット日本語コピーが学校や社会で活用されることを目指しており、持続可能な未来を共に創るためのステップとなります。子どもたち、若者たちが生み出す感性と発想は、2030年の未来に向けた大きな可能性を秘めています。
まとめ
日本版SDGs169ターゲットアイコンは、ただのアイコンにとどまらず、子どもたちや若者たちの声を社会に届ける重要なツールとなるでしょう。このアイコンを手がかりに、地域や社会での持続可能な活動が広がっていくことが期待されます。私たち一人ひとりがこの取り組みを理解し、行動することで、2030年の理想の社会が実現されるのです。
会社情報
- 会社名
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SDGs169ターゲットアイコン日本版制作委員会 事務局 (株式会社朝日新聞社)
- 住所
- 東京都中央区築地5-3-2
- 電話番号
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