PlowDays社の特許取得
2023-02-10 12:00:01

PlowDays社、ビオソーシャルプラットフォームで特許取得 脱炭素社会と社会課題解決へ貢献

PlowDays社、革新的なプラットフォームで特許取得!脱炭素社会と社会課題解決への挑戦



2050年を見据え、世界中で脱炭素社会の実現に向けた取り組みが加速しています。農業分野も例外ではなく、農薬や化学肥料の使用が環境に与える影響は深刻な問題となっています。こうした中、PlowDays株式会社は、ビオファーミング(自然栽培)を軸とした画期的なビジネスモデル「ビオソーシャルプラットフォーム」を構築し、特許を取得しました(特許番号:第7198543号、登録日:令和4年12月21日)。

環境問題と経済問題、両面からのアプローチ



本プラットフォームは、環境問題と経済問題、二つの大きな社会課題の解決を目指しています。EUのFarm to Fork戦略や日本のみどりの食料システム戦略が示す農薬・化学肥料使用削減目標を踏まえ、環境負荷の少ない農業の普及を促進。同時に、相対的貧困や生涯賃金減少といった経済問題にも着目し、新たな雇用とキャリア形成の機会を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献します。

ビオソーシャルプラットフォーム:4つの要素がシナジーを生む



ビオソーシャルプラットフォームは、「ビオカスタマー」、「ビオパートナー」、「ビオファーマー」、「ビオモール」の4つの要素から構成されています。

ビオカスタマー: ビオファーミング関連商品を購入したり、関連講座を受講する消費者。
ビオパートナー: ビオファーミングの普及に貢献する活動を仕事とし、プラットフォームの拡大に寄与するパートナー。
ビオファーマー: ビオファーミングで農作物を生産する農家。
ビオモール: ビオファーミング関連商品を取り扱うECサイト。

これら4つの要素が相互に連携することで、相乗効果を生み出し、プラットフォーム全体の活性化を図ります。ビオパートナーは、自然栽培という成長市場において社会貢献とキャリア形成を両立できる仕組みを提供され、ビオカスタマーは、環境に配慮した高品質な商品を手に入れることができます。また、ビオファーマーは、安定した販路と経済的支援を受け、持続可能な農業経営を実現できるようになります。

着実な成果と将来展望



PlowDays社は、ビオパートナー向けのキャリアアップ研修を定期的に開催し、毎回数百名が全国から参加しています。研修を通じた育成とプラットフォームの活性化により、ビオカスタマー数は年20%もの増加率で拡大しています。さらに、ビオカスタマー向けの消費者教育も積極的に展開し、ビオファーミングの認知度向上に努めています。

ビオファーミングは、認知度が低く農家を増やすのが難しいという課題を抱えていますが、PlowDays社は、ビオパートナーやビオカスタマーからの就農者を育成する仕組みを作り、多くのビオファーマーを輩出することに成功しています。就農支援や流通網の確保など、経済的自立を支援する体制も整えています。

PlowDays株式会社:社会課題解決への強い意志



2018年設立のPlowDays株式会社は、「全ての生命が輝く社会の実現」をビジョンに掲げ、環境問題と経済問題の解決に取り組む企業です。代表取締役社長の平田静子氏は、社会課題解決に挑むソーシャルアントレプレナーの育成にも力を入れています。ビオソーシャルプラットフォームは、その取り組みの集大成と言えるでしょう。

PlowDays社の挑戦は、脱炭素社会の実現にとどまりません。環境と経済の両面から社会課題の解決を目指す、その革新的な取り組みは、今後の社会に大きな影響を与える可能性を秘めています。

会社情報

会社名
PlowDays株式会社
住所
東京都港区海岸2-6-31日建ビル7階
電話番号
03-6809-5416

トピックス(経済)

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