介護と家族の関係
2026-09-03 10:32:42

外部介護サービスへの依存意識が定着、家族だけの介護から多様な選択へ

外部介護サービスへの依存意識が定着



最近の調査によると、介護に対する意識が変わりつつあることが明らかになりました。株式会社ダスキンが2026年6月に実施した介護実態調査では、介護を外部サービスに頼るべきだと考える人が92.1%に達し、4年連続で9割を超えています。この結果は、介護を単なる家族の問題として捉えるのではなく、社会全体で支えていくという新たな視点を反映しています。

調査概要



ダスキンの調査では、親世代(60代〜80代)と子世代(20代〜50代)を対象に、介護に対する意識や経験を探るもので、シリーズとしては5回目となります。調査を通じて、家族だけで介護を行うのではなく、外部サービスへ依存する意識の高まりや、親子の意識の違いが浮き彫りになりました。

変化する介護観



2023年と比較して、家族の問題は家庭内で解決するべきとの意識は減少し、「家族は一緒に暮らすべき」と考える人も少なくなっています。この変化は、家族だけで介護を担うという従来の考え方から、社会的な支援を受けるべきという新しい認識へのシフトを示唆しています。

一方で、親世代と子世代の間には、介護に対する希望において大きなギャップがあります。親世代の27.5%が家族・親族による介護を希望するのに対し、子世代では56.8%がそう考えています。この大きな意識の違いは、介護の担い手に対する期待感の変化を物語っています。

介護と時間の不安



子世代が抱える最大の不安要素は、時間の確保や仕事への影響に対するものです。60.3%もの子世代が、親の介護が自分の時間にどのように影響するかを心配しています。これは、介護の負担が子供に大きくのしかかることを考慮に入れた結果と言えます。

備えの文化



介護の必要性について感じている人は95.1%にのぼる一方、具体的な準備を行っている人は非常に少数です。特に介護経験のない人では67.8%が何の準備もしていないと回答しています。この現状は、やはり介護に対する不安感からくるものかもしれません。

さらに、介護経験のある人は、外部のサービスを利用することへの抵抗感が薄れており、9割以上の人がプロに任せることに安心感を示しています。経験が不安を和らげ、外部サービスへの依存を受け入れやすくしているようです。

次世代への提言



調査結果は、介護に対する意識の変遷と、おそらく今後さらに変化するだろう家族の役割についての気づきを与えています。介護は誰もが直面する問題であり、もう家族だけで抱えるべきものではないという意識を育むことが重要です。サポートを受けることができる環境を整え、自分自身や親のための備えをしっかり行っていくことが求められています。

まとめ



「何から始めれば良いか分からない」という声が多い中で、専門機関や支援グループと連携を築くことが、介護に対する備えを進める第一歩となります。今後の介護観が「家族だけの問題」から「社会全体で支えるもの」に変わっていくことを期待したいものです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

会社情報

会社名
株式会社ダスキン
住所
大阪府吹田市豊津町1番33号
電話番号
0120-100-100

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。