ENOWA、農業参入
2022-04-12 12:00:06

大分の新たなオーベルジュ「ENOWA」、サステナブル農業を実現

新しい食の拠点「ENOWA」と農業への挑戦



大分県由布院町に新たにオープン予定のオーベルジュ「ENOWA」は、2023年春の開業を控え、持続可能な農業に挑戦しています。このオーベルジュでは「farm to table」をコンセプトに掲げ、新鮮な地元食材を利用した料理を提供。ELの街がますます楽しみになる理由がここにあります。

大分県との農業参入協定



ENOWAファームは、2022年3月、大分県と農業参入に関する協定を締結。その目的は同県由布市での持続可能な農業の推進です。農地は川南エリアに約60アール、その後は120アールへの拡大も視野に入れ、様々な野菜やハーブを栽培します。これにより、地元の特産品を活かした新しい食体験の創出を目指しています。

持続可能な農業への取り組み



ENOWAファームでは、農業の効率化と環境への配慮を両立するため、食品残渣を肥料として再利用する循環型農法を採用。この方法により、作物を栽培しつつ、環境負荷を軽減することが可能です。また、栽培する野菜の品種数は100種類を予定しており、将来的には250種類まで拡大する計画です。これにより、季節ごとに多様な食材を提供することができます。

食体験を創造するシェフたち



ENOWAのエグゼクティブシェフ、タシ・ジャムツォ氏は、中国四川省出身で、サステナブルな農業の考えを強く持っています。彼は、ニューヨークの名店「ブルーヒル・アット・ストーンバーンズ」で得た経験を活かし、食と農業の関係をさらに高める料理を創作していく予定です。お料理は、料理と農場の直接的な交流を通じ、まさに「今、ここで」採れた新鮮な味わいを客様に届けることを目指しています。

今回のプロジェクトには、野菜とハーブに特化した農業の専門家、石割照久氏も参加。彼の指導のもと、地元食材の栽培を通じて高品質の農産物を目指します。存続が危ぶまれている伝統的な野菜を復活させるなど、独自の視点で新たな食文化を育んでいくことになります。

地域との連携



ENOWAは、ただの宿泊施設ではなく、地域との強固な繋がりを築く場所でもあります。そのため、地域の農家とも連携し、地元の特産品を活かした料理を提供し、観光客に新たな体験をもたらすことに注力しています。このモデルは観光産業に新たな風を吹き込むことでしょう。

まとめ



大分・由布院にオープンする「ENOWA」は、持続可能な農業を実現し、地元の新鮮な食材を用いた料理を提供するオーベルジュです。その取り組みは、地域との連携やサステナブルな農業を通じて、未来に向けた新しい食体験を創出しています。開業後の展開が期待され、多くの人々に愛される食の拠点となることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ジャパンリソース
住所
大阪府大阪市中央区城見2丁目1-61ツイン21MIDタワー38階
電話番号
06-6809-1472

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