SBI証券が新機能を追加した株アプリ
株式会社SBI証券は、2024年9月7日から自社のスマートフォンアプリ「SBI証券 株アプリ」に米国株式取引機能を追加すると発表しました。この新機能により、ユーザーは同一のアプリケーションで国内株式と米国株式の取引を行えるようになり、利便性が大幅に向上します。
米国株式の取引ニーズに応える
個人投資家の多様なニーズに応えるため、SBI証券は米国株式の信用取引や、毎月一定の金額で米国株式やETFを積み立て購入する「米株積立」、さらに広告主が提供する割引クーポンを利用できる「米株クーポン」など、サービスを充実させてきました。このような取り組みは、投資家が様々な選択肢から投資先を選ぶことを可能にし、資産運用の幅を広げます。
また、対面での相談とは異なり、アプリを通じての迅速な情報取得を実現しており、時間や場所を問わず、投資判断を行える環境を整えています。
コスト面での革新
さらに、今後を見据えた「ゼロ革命」によって、国内株式の売買手数料は無料化されました。そして、2024年からはNISAを活用した米国株式及び海外ETFの売買手数料も無料となり、米ドルと円の為替手数料もリアルタイムで無料化が進められるなど、コスト面でも投資家支援がなされています。これにより、投資家は少額からでも取引を始めやすく、資産形成が容易になることが期待されます。
スクリーナー機能での情報検索が向上
新たに追加される機能として、株アプリ内では、「日米株スクリーナー」を利用して日本株と米国株を同時に財務情報やテクニカル情報でスクリーニングできるようになります。これにより、より戦略的な投資が可能になり、ユーザー各自の投資スタイルに最適な株を見つけやすくなります。ワンタップで情報の切り替えができるため、時間の効率化も図れます。
提供スケジュールと今後の展望
新機能の提供は段階的に行われ、Android版は9月7日から順次、iOS版は9月21日より提供されます。これらの新機能を通じて、SBI証券はさらなる顧客満足度向上を目指していく考えです。また、その後も新たなサービスの追加やリニューアルを続け、利用者の利便性を重視した顧客体験の提供に努めていきます。
2024年から2025年にかけて実施されるリニューアル計画には、外貨取引や投資信託取引サイトなど、さらなる機能追加が含まれており、SBI証券は業界でも高評価の提供を目指しています。ぜひ、皆さまもこの機会に新しい「SBI証券 株アプリ」を体験し、資産運用に役立てていただきたいと思います。