大和ハウス、トヨコーに出資
2024-06-28 16:23:52

大和ハウスグループ、環境配慮型スタートアップ「トヨコー」に出資!循環型社会実現へ協業

大和ハウスグループ、環境配慮型スタートアップ「トヨコー」に出資!循環型社会実現へ協業



大和ハウスグループは、環境に配慮した技術を持つスタートアップ企業「株式会社トヨコー」に出資しました。この出資は、大和ハウスグループのコーポレートベンチャーキャピタルファンド「シナジーファンド」を通じて行われました。

「トヨコー」は、「キレイに、未来へ」をミッションに掲げ、工場や倉庫、橋梁・鉄塔などのインフラを壊さずに使い続ける循環型社会の実現を目指しています。同社は、環境に優しい技術を用いた塗装やメンテナンスサービスを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献しています。

トヨコーの代表的な技術として、研削剤を使わないレーザー技術「CoolLaser(クーレーザー)」があります。従来のブラスト工法では、研削剤による産業廃棄物やCO2の排出が課題でしたが、「CoolLaser」は、レーザーを用いることで、これらの問題を解消し、環境負荷を大幅に低減します。

また、トヨコーは、工場屋根の改修メンテナンスサービス「SOSEI事業」も展開しています。このサービスでは、老朽化した工場のスレート屋根に軽量な特殊3層樹脂を吹き付けることで、断熱・防水・耐風性を向上させます。これにより、空調効率の改善効果も期待でき、企業の脱炭素経営を支援します。

大和ハウスグループは、これまで培ってきた多くの施工実績と技術・ノウハウを活かし、環境負荷低減に貢献できる技術を採用することで、さらなる付加価値の提供を目指しています。今回の出資を通じて、大和ハウスグループとトヨコーは、循環型社会の実現に向けて連携を強化し、持続可能な社会の発展に貢献していく予定です。

シナジーファンドについて



「シナジーファンド」は、大和ハウス工業株式会社の創業100周年となる2055年の“将来の夢”(パーパス)の実現に向けて、大和ハウスベンチャーズと大和ハウスグループ投資事業有限責任組合が設立したファンドです。従業員の提案力や生産性向上など、大和ハウスグループの既存事業強化につながるスタートアップへの出資や協業を目的としています。

株式会社トヨコーについて



トヨコーは、1996年3月に設立された企業で、静岡県富士市に本社を置いています。同社は、レーザー技術を活用したサビや塗膜の除去サービス「CoolLaser」と、工場屋根の改修メンテナンスサービス「SOSEI事業」を展開しています。環境負荷低減と循環型社会の実現に貢献することで、持続可能な社会の発展を目指しています。



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