大学生が挑む電力アセット撮影ゲーム「PicTrée」による地域貢献イベントを開催

電力アセット撮影ゲーム「PicTrée」が群馬で開催

テレビ制作の老舗、株式会社いまじんが、シンガポールのDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.と協力し、地域貢献ゲーム「PicTrée（ピクトレ）」を用いた特別イベントを企画しました。このイベントは「大学対抗！ぼくとわたしの電柱合戦」と名付けられ、2024年5月4日と5日に群馬県前橋市で行われます。

電力アセットを題材にしたゲーム

「PicTrée」は、参加者が電柱やマンホールなどの電力アセットを撮影し、数や距離を競うゲームアプリです。参加者はアンペア、ボルト、ワットという3つのチームに分かれ、撮影したアセットの数や接続した電線の長さを元に優勝チームが決まります。

両日合わせて、群馬大学や前橋工科大学、共愛学園前橋国際大学など、前橋市に拠点を置く5つの大学の学生たちが参加予定です。学生たちは、芸能界からも注目されるダンス＆ボーカルグループ「KID PHENOMENON from EXILE TRIBE」のメンバーとともに競い合います。

イベント実施の目的

「大学対抗！ぼくとわたしの電柱合戦」の開催は、地域のインフラに対する理解を深めるだけでなく、世代を超えたコミュニティ形成と地域活性化を目指しています。この取り組みを通じて、設備の異常を迅速に検知し、地域の方々がインフラ保守に参加できる環境を整えることが狙いです。

参加者はいずれかのチームに参加し、ゲームの中で得たポイントに応じて報酬を得ることができます。また、優勝チームには特別な賞品も用意されています。

ゲームの遊び方

「PicTrée」は無料でダウンロード可能で、4月13日にローンチされます。参加者はアプリをダウンロードした後、指定された場所でゲームを行うことで参加できます。撮影対象は、前橋市内に存在する電柱やマンホール、ハンドホールです。

ゲーム中は、撮影したアセットに「チェックイン」し、繋げたりすることでポイントを獲得します。プレイヤーの活躍に応じて、Amazonギフト券やDEAPcoinなどの報酬があるほか、各シーズンの終了時にはランキングに基づくチーム報酬も発生します。

未来へ向けた展望

いまじんは、このような地域貢献ゲームを通じて日本各地に広がる新たな活動を展開していく考えです。今後は他の地域でも同様のイベントを開催し、地域創生に寄与していくことを目標としています。

さらに、イベントの様子は群馬テレビで放送されるほか、YouTubeなどでも配信予定です。このように、地域に密着したイベントとして広く知られる存在になっていくには、多くの参加者の手によるものとなるでしょう。