2024年8月のITエンジニア市場動向
東京を拠点とする株式会社アイデンティティーが運営する
テクフリは、2024年8月におけるITエンジニアの市況動向を分析したレポートを発表しました。このレポートは、同社のデータベースをもとに7月から8月にかけての人材動向を詳細に調査したものです。調査の結果、大きな変化が見られた8月の新規人材数について詳しく見ていきましょう。
調査概要
調査は、テクフリに登録された37,000名以上の人材と27,000件を超える案件を対象に行われました。対象期間は2008年8月から2024年8月までの長期にわたり、信頼性のあるデータが得られています。
新規人材数の推移
8月の新規人材数は、なんと7月に比べて
11.5%の減少を記録しました。この現象は、ITエンジニアの需要と供給のバランスに影響を与える要因となります。市場の変動や新規プロジェクトの立ち上げ時期が重なることで、今後の人材確保における戦略を見直す必要があると言えるでしょう。
職種別の人材割合
職種別の新規人材においては、引き続き最も高い割合を占めたのは「
サーバーサイドエンジニア」でした。この他にも「フロントエンドエンジニア」や「インフラエンジニア」が続きました。このことから、特定の技術領域におけるエンジニアの需要が根強いことが伺えます。
職種別平均希望単価
職種別の平均希望単価では、8月の新規人材ランキングにおいて
AndroidエンジニアやiOSエンジニアなどのスマホアプリエンジニアが目立ちました。全体のランキングには含まれなかったが、データ系のエンジニアも新たに名を連ねており、データサイエンスの重要性が高まっていることが示されています。
まとめ
このレポートは、エンジニア採用に悩む企業や、人材市場のトレンドを掴みたい方にとって非常に有用な情報源となるでしょう。詳細な調査結果は、テクフリの公式ウェブサイトからダウンロードすることが可能です。IT業界におけるキャリア形成や採用戦略を考える上で、役立てていただきたい情報が満載です。
本調査詳細は以下からダウンロードできます。
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