サイファーマとユーザベース
2025-07-23 10:07:17

サイファーマとユーザベースが手を組みサイバー脅威を可視化

サイファーマとユーザベースのパートナーシップ



2025年7月23日、サイファーマ株式会社が、株式会社ユーザベースに対してサイバー脅威およびリスクを明確に可視化するプラットフォーム「DeCYFIR」を提供したと発表しました。この取り組みは、サイバー脅威から組織を守るための新たなステップとして注目されています。

ユーザベースの背景



ユーザベースは、経営スピードを向上させる情報プラットフォーム「スピーダ」や、日本最大級の経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」を展開しています。創業以来、経済情報基盤を強化し、日本国内だけでなく北米や中国、東南アジアでもビジネスを広げてきました。

同社ではサイバーセキュリティを重要視し、事業の持続性を守るべくサイバーレジリエンスを強化しています。従来の「防御偏重」のアプローチから脱却し、サイバーインシデントの影響を最小化するために、検知や対応の体制を整えています。

従来の課題



ユーザベースは、外部からの攻撃を防ぐことに過度に焦点を当てていたため、万が一、攻撃を受けた際の検知や対応、復旧の準備に関しては不備がありました。また、クラウドサービスの拡大に伴い、IT資産が複雑化しており、自社のアタックサーフェスを正確に把握することは困難でした。このような中で、見えない脅威が大きなリスクとなっていたのです。

彼らは、「守る範囲が見えない」「変化に追随できない」「優先度が不明確」な課題を抱え、対応の必要性を痛感していました。

DeCYFIRを選んだ理由



ユーザベースは、サイバーレジリエンスを向上させるためのセキュリティソリューションを調査する中で、DeCYFIRの存在を知りました。このプラットフォームは、攻撃者の視点から自社のリスクを見直すアプローチを提供し、脅威インテリジェンスとアタックサーフェスの可視化を統合的にサポートします。

選定の決め手は以下の4点です。
1. 攻撃対象領域の網羅的な可視化が可能
2. 実効性の高い脅威インテリジェンス提供
3. 優れたカスタマーサポート
4. ユーザベースの戦略との高い親和性

導入後の変化



DeCYFIRを導入した後、ユーザベースは自社のデジタル資産の全体像と、それに伴うリスクが攻撃者視点で明確に可視化されるようになりました。これにより、以前は見逃していた外部サービスの脆弱性や設定ミスが継続的に検知されるようになりました。インシデントが発生する前に、高優先度のリスクに早期に対処する体制が整いつつあります。

特に、DeCYFIRは重要なパッチの適用漏れや誤設定を早期に通知し、迅速な対応を促しています。この結果、セキュリティ対策が「対応型」から「予防・能動型」へと進化し、全体的なサイバーレジリエンスが向上しています。

お客様の声



ユーザベースの上席執行役員である王佳一様は、「ユーザベースはサイバーセキュリティを経営の最重要課題と位置づけており、DeCYFIRはその戦略に非常に適合しています」とコメントしています。

「攻撃者視点の可視化は、経営リスクへの先手対応を可能にし、今後も事業の持続性と信頼を支える重要なパートナーとして期待しています。」

DeCYFIRとは



DeCYFIRは、サイバー脅威やリスクに関する情報を統合的に提供するプラットフォームで、ユーザーが直感的に状況を把握しやすくしています。アタックサーフェスの管理、ブランドへのなりすましリスクや情報漏洩など、デジタルリスクを多角的に分析し、パーソナライズされたインテリジェンスを提供します。

サイファーマの紹介



CYFIRMAは、サイバー脅威情勢管理に特化したグローバル企業です。AIや機械学習を駆使し、攻撃者の目線から多層的な洞察を提供しています。多数のグローバル企業と取引があり、今後も進化を続けることでしょう。


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会社情報

会社名
サイファーマ株式会社
住所
電話番号

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