SAPアップグレード時の影響調査とテスト漏れ防止ウェビナー
企業の基幹業務を支える重要なシステムであるSAP。そのアップグレードや運用改修は、多くの企業にとって避けられない課題です。しかし、これらのプロセスには「想定外の不具合」や「パフォーマンス低下」といったリスクが常に潜んでいます。近年、SAP導入の規模やカスタマイズが進化する中で、影響範囲の特定がますます困難になっており、改修作業の複雑化が進んでいます。
課題の根本に迫る
特に問題となるのが、影響調査とテストにおける「漏れ」です。多くのSAPユーザーが直面しているこの課題は、必要な品質を確保できず、手戻り工数が増加するという深刻な影響を引き起こしています。限られた期間での変更内容の反映を求められたとき、経験則による判断は抜け漏れのリスクを抱え、結果として想定外の障害が発生することが多いのです。
このような状況下では、適切な影響分析を行わず、必要以上に広範囲なテストを実施することがコストや時間の無駄につながります。たとえば、影響範囲が明確でないまま、多くのテストを実施せざるを得ず、リソースを無駄に消費してしまったという企業もあります。これでは、プロジェクトのスケジュールが遅延し、最終的な成果物の品質にも影響を及ぼすことが多いのです。
ウェビナーの内容と目的
そこで、今回のウェビナーでは、SAPの運用や改修における影響調査やテストの効率化、さらには自動化に向けた具体的な手法を紹介します。Panayaというツールを用いたリスク可視化や、影響を受けるオブジェクトやテスト項目の自動抽出について解説します。この方法によって、調査の抜け漏れを防ぐことができ、より効率的なテストを実現することが可能になります。
また、実際の導入企業のケーススタディを交えながら、Panayaを使った具体的な自動化の手法や、これによる省力化のメリットについても詳しく説明いたします。SAP変更作業における属人化や手作業によるリスクで悩んでいる方々にとって、有益な情報を得られる内容になるでしょう。
主催企業の紹介
本ウェビナーの主催は、業界での豊富な経験をもつPanaya Japanです。また、共催として株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社が協力しています。これらの企業は、参加者のために、分かりやすく、実用的な情報を提供することに全力を尽くしています。
参加申し込みは、下記のリンクから行えます。過去のセミナー資料や他に募集中のウェビナーもこのリンクから確認できます。興味のある方は、ぜひご参加をお待ちしております。
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マジセミ株式会社は、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを継続的に開催し、より多くの方々がSAPの業務改善に役立てていけるよう努めてまいります。
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