TABOが切り拓く新たな体験！iPad Pro専用ロボットの実力とは

TABOがもたらすデジタルとリアルの融合

先日、虎ノ門ヒルズで開催された『SENSORS IGNITION 2016』で発表された新しいロボット『TABO』は、iPad Pro専用に設計された画期的なデバイスです。ですので、高度な技術と新しい体験を提供することが期待されています。

TABOの仕組みと機能

TABOは、2つのステッピングモーターを搭載しており、iPad Proの広いタッチスクリーンの上をスムーズに動き回ることができます。さらに、その下部には3点のタッチ機構が設置されており、常に自分の位置情報をタブレットに送り続けます。この技術により、TABOの動きはiPad Pro上のコンテンツと完全に同期し、リアルタイムでのインタラクションが可能になります。

TABOの操作はBluetooth LEを介して行います。デベロッパー向けにはSwiftに対応したSDKも用意されているため、誰でも自分だけのTABOコンテンツを開発することができるのです。

教育とエンターテイメントでの活用

TABOは、ゲームや学習において新しい体験を提供します。これまでのゲームではスクリーン内に完結していましたが、TABOはリアルな遊び相手としてユーザーと共に楽しむことができるため、仮想世界と実際の体験を強力に結びつけます。特にプログラミングの学習では、画面上のものを操作するだけでなく、実際のロボットTABOを使ったトライアンドエラーが可能になるため、より深い理解が得られるでしょう。

デモコンテンツと今後の展望

TABOの魅力を体感できるデモコンテンツも用意されています。例えば、TABO PONGでは、TABOがリアルな遊び相手となり、ユーザーはスクリーン内のピンポンゲームで対戦することができます。また、TABO MAZEを通じてプログラミングの概念を楽しく学ぶエデュテイメントコンテンツも提供されます。さらに、ポップユニット□□□による特別な企画『TABO NOW』も楽しむことができます。

今後はエンジニア向けのハッカソンや子ども向けのワークショップが予定されています。また、クラウドファンディングを通じての販売も計画中です。

初のオンラインレース大会にも採用

驚くべきことに、TABOは世界初のインターネット経由で操作可能なコネクテッドミニカーによるオンラインレース大会にも採用されます。中古車のスペックに応じて走行性能をチューニングし、18枚のiPad Proと連携してリアルタイムの位置情報を提供します。このように、TABOはその多機能性を活かして様々なシーンで活躍することが期待されています。