韓国のGLOBAL PMCとのパートナーシップで日本の不動産市場拡大へ
MIRARTHホールディングス株式会社のグループ会社、タカラレーベンは、昨年7月26日に韓国の不動産管理会社GLOBAL PMCと新たなビジネスパートナーシップを締結した。この提携は、日本の不動産市場における韓国投資家の関心を引きつけ、投資機会を創出することを目的としている。
パートナーシップの目的
この戦略的パートナーシップの主な目的は、韓国の投資家に対して日本の不動産投資のチャンスを提供することだ。具体的には、タカラレーベンが所有または開発した不動産を、韓国国内の資産家や機関投資家に直接紹介し、彼らに対して投資機会を伝えるという新たなネットワークを構築することを目指している。これにより、韓国の投資家は、日本国内の不動産に対してより多くのアクセスを持つことが可能となる。
投資イベントの開催
このパートナーシップの一環として、タカラレーベンは9月27日から28日まで、ソウル特別市の江南区に位置する「COEX」にて開催される「第10回JIPCONOMY EXPO」に参加する。この不動産博覧会は、韓国経済新聞社が主催し、国土交通部の協力を得て毎年行われるもので、タカラレーベンとしても初めて参加する機会だ。この会議では、同社の新築分譲マンションおよびリノベーション物件の情報が公開され、韓国の投資家に向けた新しい機会が生まれる。
GLOBAL PMCの概要
GLOBAL PMCは、2004年に設立され、韓国国内での不動産資産管理において確固たる地位を築いている。現在、130社以上の管理ビルを持ち、約150人の従業員が在籍している。顧客にはビル所有者や賃借人を含む約2,000人がいる。
同社は、「大韓民国1位の中小型ビル資産管理企業」というビジョンを掲げており、不動産資産管理から海外不動産の買取・売却に関するアドバイザリーサービスまで、幅広い業務を手がけている。今回の提携により、より多くの韓国投資家に対して日本の不動産投資が幾重にも広がっていくことが期待される。これにより、タカラレーベンは「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする」という企業理念を実現し、持続的な成長を図っていく方針だ。
タカラレーベンの企業概要
タカラレーベンは、1989年に設立され、新築分譲マンションの企画・開発および販売を主な業務としており、現在も資本金400百万円という安定した基盤を誇っています。連絡先は、東京都千代田区丸の内に所在し、詳細は公式サイト(https://www.leben.co.jp/)で確認できる。
この新たなパートナーシップにより、日本の不動産市場が韓国の投資家にとってもマルチなチャンスを提供することを期待し、両社のさらなる発展が見込まれます。