子どもたちの創造力と環境意識が育まれるワークショップ
2024年12月26日、大阪府吹田市の株式会社アートリフォームが東京都港区の株式会社明日葉と提携し、小学生向けの「廃材を使った家づくりワークショップ」が開催されました。このイベントは、リフォーム現場で発生する廃材を活用し、SDGs(持続可能な開発目標)の意義を学びながら、子どもたちの創造力を引き出すことを目的としています。
イベントの詳細
本ワークショップは、地域の学童保育施設に通う小学生を対象に無料で実施されました。参加者は廃材を用いて理想のオリジナルハウスをつくるプログラムに参加し、環境問題への理解を深めながら楽しみました。以下のような内容で進行されました:
1.
SDGsスタディ:環境保護と廃材再利用の重要性を学ぶ小講義。
2.
オリジナルハウスづくり:自由なデザインで廃材を使った家の制作。
3.
作品発表:各自の作品についてのプレゼンテーション。
4.
片づけ:協力して片づけを体験。
使用された廃材には、木材、フローリング材、壁紙、タイルなどが含まれ、これらの素材は株式会社平田タイルから提供されました。
子どもたちの反応と作品紹介
参加した子どもたちは、元気に「SDGsを知っている!」と意気込んで講義に臨み、太陽光発電やリサイクルについて学んでいました。ビフォーアフターの施工写真を通して、リフォームに対する関心が高まった様子です。
また、完成したオリジナルハウスには各自が「エコな家」といった独自のタイトルをつけ、それぞれの工夫ポイントを発表しました。一部の子どもたちは、タイルを使って壁を飾ったり、家具を再現したりして、理想の生活を表現しました。さらに、SDGsスタディで学んだことを生かし、太陽光発電パネルを模した屋根がある作品もありました。
イベント終了時、子どもたちは「楽しかった!」「また参加したい!」と興奮気味に感想を伝えました。
取り組みの成果
このワークショップを通じて、子どもたちは以下の重要な経験を得ています:
- - 環境問題やリサイクルの重要性を実感:廃材を使用することで、持続可能な社会の構築の意義を学びました。
- - 創造力と自己表現の向上:自由な発想で作品づくりを行い、発表を通じて自信を持ちました。
- - リフォーム業界の魅力の発信:廃材再利用の可能性やリフォーム業界の活動を知りました。
今後の展望
アートリフォームは、今後も「暮らしにアートリフォームを、人生にアートリフォームを」というビジョンのもと、全国の教育機関にこのようなワークショップを広げ、SDGsに関連する活動を推進することを目指しています。また、中高生や大学生へのアプローチを強化し、持続可能な社会づくりに貢献していく方針です。
この取り組みを通じて、次世代にリフォーム業界の可能性を伝え、新たな人材を育成することが期待されています。未来につながる豊かな暮らしを自治体や企業と共に作り続けていくことが、アートリフォームの使命です。
会社概要
株式会社アートリフォームは、1985年に設立され、累計15万件以上のリフォーム事例を持つ企業です。関東から九州にかけて広がる業務を展開し、利用者数No.1のリフォームサイト「ホームプロ」でも13年連続で西日本第一位を獲得しています。
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