新たな産地連携フォーラムの開設
東京都台東区に本社を持つ株式会社ジェイエイ情報サービスが、農林水産省の事業を受託し、新たに「産地連携フォーラム」を設立します。このウェブサイトは、食品事業者と生産者の間の広域的な連携を促進することを目的としており、愛称は「MARRIAGE」と名付けられました。この名称には、農業を再生し、食品業界の動きに活力を与えるという意図が込められています。
フォーラムの目的とサポート内容
「産地連携フォーラム」は、「互いを知り、互いを支える」をテーマに、経営課題を解決するためのプラットフォームです。具体的には、国産原材料の安定した調達や生産者の販売先の確保を促進し、研究機関や農業機械メーカー、種苗メーカーなどとの協力を強化していきます。このように、広範に連携することによって、より強固なサプライチェーンを構築することを目指します。
オンラインセミナーを通じて、先行事例や業界情報も提供され、参加者同士の意見交換ができる機会も設けられます。
2023年度の支援プログラム
産地連携フォーラムでは、以下の支援プログラムが用意されています:
1.
ウェブサイト「産地連携フォーラム(MARRIAGE)」
新しい事例や最新情報を発信し、会員を対象にオンラインセミナーやイベント出展などを支援していきます。
2.
農業・食品業界イベントへの出展
幕張メッセ(2023年10月1日~3日)やインテックス大阪(2023年11月26日~28日)での展示会に参加し、実際の広報活動を行います。これにより、業界内でのネットワークを強化します。
3.
会員限定オンラインセミナー
全6回のセミナーでは、持続可能な原材料調達や契約栽培の情報を提供し、参加者同士が交流しやすい環境を整えています。基調講演やテーマごとの詳細な解説を予定し、お互いの課題を共有できる場となります。
セミナーは12月からスタートし、農業経営や産地形成に関する重要なトピックを扱います。
お問い合わせ先
本事業に関する問い合わせは、農林水産省大臣官房 新事業・食品産業部食品製造課にて受け付けています。また、報道関係者の方は株式会社ジェイエイ情報サービス営業部の小林まで直接ご連絡ください。詳細な情報は公式サイトにも掲載されています。
この新たな取り組みが、食品業界の発展に大きく寄与することが期待されています。