古市大輔氏の挑戦
2025-07-01 09:29:03

新たな事業承継モデルを築く古市大輔氏の挑戦

新たな事業承継モデルを築く古市大輔氏の挑戦



オーナーズ株式会社(本社:東京都港区)が発表したニュースによると、2019年から地方銀行として初めて事業承継を目的にした投資専門子会社の設立をリードしてきた古市大輔氏が、7月1日付で同社の執行役員パートナーとして加わりました。古市氏の役割は、新たに立ち上げられた事業「RISONAL社内承継」の責任者として、中小企業の事業承継を支援することです。

古市氏は百五銀行において、全国初となる事業承継専門の子会社、百五みらい投資株式会社の設立に深く関与しました。金融庁による規制の緩和を受けて、新たな投資モデルを模索し続け、事業承継を必要とする多くの中小企業に対して伴走型の支援を実施してきました。これにより、数多くの企業が事業承継の課題に取り組むための新たな道が拓かれました。

古市氏のこれまでの経験と知見を活かし、彼は今後オーナーズでの新規事業「RISONAL社内承継」において、事業オーナーに理想的な社内承継を実現するために多面的なアプローチを行います。具体的には、初期相談から始まり、投資スキームの設計・実行を経て、承継後の経営支援まで一貫して行うサービス体制を構築します。また、社内承継に特化した投資子会社「社内承継支援機構」を通じて、事業オーナーや企業にとっての最適な解決策を提案していく予定です。

古市氏は「全ての企業には、それを支える文化や風土があり、これは長期的に企業が成長するための大きな資源です。これらを大切にし、社内の後継者が主体となることで企業の持続的発展を目指したい」という思いを語ります。彼の言葉からは、ただの経済的な価値ではなく、人や文化を守ることへの強い信念が感じられます。

RISONAL社内承継の革新性



オーナーズが提供する「RISONAL社内承継」サービスは、従来の事業承継の枠にとらわれず、顧客のニーズに応じた柔軟なサポートを行うものです。グローバルな視点や多様な事例をもとにしたアプローチが求められる中、古市氏の参画により、これまで以上に現場の声に基づいた実践的な支援が行われることが期待されています。

新規事業を成功させるために、古市氏は公認会計士や投資銀行、投資ファンド通じて蓄積した専門的な知識を活用し、顧客のビジョンに応じた戦略的な提案を行い、共に成長するパートナーシップを築いていく方針です。特に、企業の未来を見据えたスキームの設計に力を入れ、事業承継が一過性の課題ではなく、持続可能なビジネスモデルとして確立されるような支援を目指しています。

事業承継の重要性とオーナーズの役割



事業承継は日本の中小企業にとって非常に重要なテーマですが、多くの企業がその実行に課題を抱えています。オーナーズは、この課題解決のための総合的な支援を提供することに注力しています。「RISONAL社内承継」を通じて企業ごとの特性や状況に適したサポートを行い、オーナーが安心して次世代にバトンを渡せる環境を整えることは、まさにオーナーズのビジョンであると言えます。

古市大輔氏のリーダーシップのもと、オーナーズ株式会社は中小企業の新たな承継モデルを示すことになるでしょう。これからの事業承継がどのように進化していくのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
オーナーズ株式会社
住所
六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー16階
電話番号
03-6831-9322

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