サプライチェーンリスク管理
2025-11-04 11:45:58

サプライチェーンリスクを可視化する新サービス『Zeami TPRM』の登場

新たなサプライチェーンリスク管理サービス『Zeami TPRM』



はじめに


ZeamiCyberSecurity株式会社が新たに開発した『Zeami TPRM(Third Party Risk Management)』β版の事前登録が本日より開始されました。このサービスは取引先や委託先が抱えるサプライチェーンリスクを自動で可視化し、経営に関わるリスクを迅速に評価するためのものです。現代においては取引先の被害が自社の情報漏洩や業務停止につながる事例が増えており、リスク管理の重要性が高まっています。

サプライチェーンリスクの増加


近年のサイバーインシデントの多くは、ターゲット企業そのものではなく、その取引先を通じて影響を受けることが多いです。一つは、取引先のシステムが悪用されて自社ネットワークに侵入されるリスク、もう一つは取引先の被害によって自社業務に直接影響が生じるリスクです。これに対処するためには、取引先を含む全体的なリスクマネジメント体制を整える必要があります。

現状の課題


日本の企業では依然としてチェックシートやExcelでの管理が主流で、サプライチェーン全体のリスクを継続的に把握する仕組みが整っていません。このことが自社を守る対策に穴を生じさせ、“つながる相手”を含めたリスク管理が不十分な状況を生んでいます。ZeamiCyberSecurityはこの点に目を向け、取引先経由のリスクを可視化し、管理する新たな手段を提供します。

事業背景


サプライチェーン関連のサイバーインシデントが影響を及ぼすケースは国内外で増加しており、この脅威を放置すれば取引先の業務中断やブランドイメージの損失につながる可能性があります。特に、国際的には米国のNISTがサプライチェーン・リスク管理に関するガイドラインを提示しており、国内外での脅威の高まりに応じて、サプライチェーン管理の重要性が認識されています。

サービスの特徴


『Zeami TPRM』は、企業が持つ取引先のセキュリティリスクを効率的に把握・管理するためのクラウド型サービスです。このサービスは、各社のITアセットを分析し、セキュリティリスクを客観的に可視化します。取引先に潜むリスクがどの程度か、一目でわかる仕組みを持っており、レポート生成やリスク通知機能を搭載しており、効率的な監査及び経営報告が可能になります。

仕組みと利点


『Zeami TPRM』は専門的な設定が不要で、企業名を登録するだけで自動的にリスク評価が開始されます。これによって、サプライチェーン全体のリスクを効率的にリアルタイムで可視化し、迅速にリスク状況を把握できます。取引先の危険度や新たな脅威に対しても自動的に通知され、経営層への報告や情報共有も容易に行えます。これにより、取引先管理を標準化し、全社的なリスクマネジメントが強化されます。

今後の展開


将来的には、リスク評価の精度向上や監視対象の拡充に加えて、各企業が自社のリスクポリシーに応じて評価指標をカスタマイズできる機能や、経営層や法務部門との連携強化を見込んでいます。ZeamiCyberSecurityは、サプライチェーン全体を見渡し見えないリスクを可視化するための新たな基盤を構築していく意向です。

まとめ


『Zeami TPRM』のβ版事前登録は随時受け付けており、サプライチェーンのリスクに苦しむ企業には特に利点のあるサービスです。この機会にぜひ登録し、サイバーリスクに関する相談も受け付けています。詳しくは公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
ZeamiCyberSecurity株式会社
住所
東京都中央区銀座8-17-5THE HUB 銀座 OCT 709
電話番号

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