循環型印刷、登場!
2021-09-30 10:00:17

尾瀬国立公園の木道を未来へ!循環型印刷商品の発売開始

尾瀬国立公園の木道を再利用した印刷商品


2021年10月1日、尾瀬国立公園に設置された木道を使用した新しい印刷商品が販売を開始しました。このプロジェクト「OZE BOARDWALK project」は、再利用の観点から生まれ、環境への負荷を軽減することを目指しています。

循環型印刷商品の特徴


尾瀬の木道は、10年ごとに架け替えが行われ、その過程で発生する木材を有効活用しています。このプロジェクトの特徴として以下の4点が挙げられます。

1. 木道の資源化: 尾瀬の木道は、訪れたハイカーの思いを乗せて再利用されます。このようにして新しい資源として生まれ変わるのです。
2. 愛の循環: 新たに生まれた資源は、再度尾瀬を愛する人々の手に渡り、紙製品として使用されます。
3. 付加価値のあるロゴ: 商品には木道とミズバショウをイメージしたロゴマークが施され、印刷物に独自の価値を付加します。
4. 環境への還元: 印刷用紙にかかる費用の6%が尾瀬の環境保全活動に寄付され、さらに魅力的な国立公園の実現に寄与します。

尾瀬の木道ペーパーの誕生背景


尾瀬国立公園では、豊かな自然環境を守るために設置された木道が、また利用される木材として生かされるまでの流れは非常に興味深いものです。木道はその運用から約10年で劣化し、毎年約2kmが架け替えられます。このたびの商品となる「尾瀬の木道ペーパー」は、この廃棄される木道をチップ状にし、再利用することで実現しました。これは、2005年からの取り組みで、2006年から名刺などに使用が開始されています。

利用シーンとターゲット


この循環型印刷商品は、環境問題に取り組む企業や、アウトドアに興味がある人々に広く利用されることを目指しています。特に、尾瀬を愛する人々や、環境への配慮が強い世代へアピールします。また、印刷用紙の用途は多岐にわたり、アパレル系のカタログや観光ポスター、名刺と多様なニーズに応えます。

パートナー企業とその役割


尾瀬の木道の整備・維持管理を手掛ける東京パワーテクノロジー株式会社と、尾瀬の木道ペーパーの生産を担当する株式会社市瀬が、この取り組みを支えています。これらの企業は、木道の役割とその価値を広めるために緊密な協力関係を築いています。

環境支援活動


尾瀬の木道ペーパーに利用される費用の一部は、害獣除け柵の設置といった自然保護活動に充てられ、持続可能な未来への一助となります。このようにして、お客様の協力によって環境保護に貢献できる仕組みが整えられています。

価格設定の目安


「尾瀬の木道ペーパー」を利用した印刷商品の価格は、パンフレットの場合約105,000円、ポスターが130,000円、名刺が3,500円と設定されており、それぞれに支援金が含まれています。

お問い合わせ先


製品に関する詳細や見積もりは、三条印刷株式会社の営業部までお問い合せください。尾瀬の自然を守るために、一緒にこの取り組みに参加しませんか?

会社情報

会社名
三条印刷株式会社
住所
新潟県三条市元町9-3
電話番号
0256-32-2281

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