R&S ESW帯域幅拡大
2022-07-21 11:42:08
ローデ・シュワルツ、EMIテスト・レシーバR&S ESWの帯域幅を1 GHzに拡大!高速測定と詳細な解析を実現
ローデ・シュワルツは、EMIテスト・レシーバR&S ESWの帯域幅を1 GHzに拡大するオプションを発表しました。これにより、測定時間を短縮し、妨害波信号をより詳細に解析することが可能になります。
R&S ESWは、従来のFFT(高速フーリエ変換)の帯域幅を新しいオプションによって350 MHzから最大970 MHzにまで拡張可能になりました。この拡張により、R&S ESWはRF、機能性、汎用性、そしてハードウェア品質において業界最高性能を実現しただけでなく、特にプリコンプライアンス試験やEMI解析において高速なテストが可能なEMIテスト・レシーバとなりました。
R&S ESW-B1000オプションは、970 MHzの広いスペクトラムをリアルタイムに測定できるため、ギャップのないスペクトログラムを提供します。これにより、ユーザーは長期間にわたって信号を観察することができ、一過性のエミッションも高確率で検出できます。さらに、970 MHzの広いスペクトラムにわたって記録されるため、非常に短いパルスも逃さずに検出できます。
この新しいFFT帯域幅拡張オプションは、民生品や防衛、宇宙・航空、自動車などのアプリケーションでEMCに取り組むエンジニアにとって大きなメリットをもたらします。
R&S ESW-B1000とR&S ESW-B350オプションは、2022年第4四半期までに利用可能になる予定です。いずれもR&S ESW EMIテスト・レシーバのハードウェア拡張オプションであり、どのR&S ESW(シリアル番号103000以降)にも後付け可能です。
ローデ・シュワルツは、この新ソリューションを、ケルンメッセで7月12~14日に開催された展示会EMV 2022のホール10.2/小間番号112のブースで紹介しました。R&S ESW EMIテスト・レシーバについて詳しくは、https://rohde-schwarz.com/product/eswをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル27階
- 電話番号
-