大船渡市の山林火災支援募金について
2025年2月26日、岩手県大船渡市で発生した山林火災は、地域に大きな影響を及ぼしました。この火災により、多くの住民が避難を余儀なくされ、日常生活を取り戻すことが困難な状態が続いています。
そんな中、コープデリ生活協同組合連合会と関東信越の6つの生協は、被災者を支援するため「岩手県大船渡市山林火災支援募金」を実施しました。組合員から寄せられた募金額は、驚くべき1億2,326万1,927円に達しました。この募金は、岩手県生活協同組合連合会を介して、被災地域の自治体へと送付され、義援金として活用されます。
募金の概要
本募金は2025年3月24日から4月13日までの期間にわたって行われました。募金方法は多岐にわたり、宅配サービス「コープデリ」からの注文を通じての募金や、店舗に設置された募金箱、レジ精算時の募金、さらには組合員施設「コーププラザ」の募金箱での貢献がありました。特に、組合員が持つポイントを用いて募金することができ、1ポイントが1円として計算される仕組みが好評を博しました。
募金贈呈式
この募金贈呈式は、2025年6月25日に開催されました。式では、岩手県生協連の阿部慎二会長理事と、コープデリの熊﨑伸理事長が出席し、寄せられた募金に対する感謝の意と、被災者支援の重要性について言及しました。
支援金の使途
寄せられた募金は、被災状況に応じて「義援金」として使われ、被災された方々が一日も早く通常の生活に戻れるよう、地方自治体を通じて支援されます。また、状況に応じては一部が「支援金」としても活用される予定です。
このような取り組みの中で、多くの人々が「自分も何か手伝いたい」との思いを持って参加し、地域とのつながりが強まることでしょう。そして、支援が被災者の心を少しでも癒やし、勇気を与えるものであれば幸いです。
皆さまからの温かい支援が、被災者の方々にとって新たな希望となります。今後も引き続き支援の輪が広がっていくことを期待しています。