雛人形ブランド登場
2024-10-11 22:26:21

和の心を現代に生かす、伝統工芸の雛人形ブランド「工房ひな雛」デビュー

伝統的工芸品の雛人形が新たな風を吹き込む



日本の伝統が詰まった雛人形が、現代のライフスタイルに合わせたデザインで新しい魅力を発揮しています。工房ひな雛(株式会社秀隆)が手がける製品は、なんと日本初の製法を用いた瀬戸焼の入れ目の雛人形です。このユニークな試みは、古き良き伝統を守りつつ、現代のセンスにマッチする美しさを追求しています。

雛人形の新たな姿



工房ひな雛が展開する雛人形は、伝統的工芸品として認定された基準を満たしており、その製品は10種類に及びます。製品は一般的な雛人形に比べ、サイズが約半分となっており、コンパクトで可愛らしいデザインが特徴です。特に入れ目の顔は、職人の熟練した技術によって生み出されたもので、見た目の可愛さだけでなく、持ち運びや飾り付けのしやすさも追求されています。

製造の背景と伝統



伝統的工芸品は、100年以上続く製法と素材を尊重しています。江戸木目込人形としての認定を受けるためには、特定の基準をクリアしなければなりません。その中で、工房ひな雛は「可愛らしさ」「扱いやすさ」「モダンさ」を意識した新しい雛人形の製作に取り組んできました。

なお、従来の石膏ではなく、ガラスの入れ目を使用した頭部の製造は、職人の高度な技術によるものです。これにより、現代のニーズに応えつつ、伝統を尊重した品質を実現しました。

厳選された素材と仕立て



雛人形の胴体部分は天然素材を使用し、桐粉を混ぜたものに胡粉を塗り、伝統的な手法で製作されています。衣装に関しても、京都の老舗織物店から仕入れた正絹を使用し、全体の質感を高めています。このように、素材へのこだわりと、職人の技術が当社の製品に命を吹き込んでいます。

製品の紹介



現在、工房ひな雛では、様々なデザインの雛人形が販売されています。各商品は、公式ウェブサイトで購入可能で、伝統的工芸品としての価値を保ちながら、現代の家庭にフィットするスタイルが特徴です。

製品例としては、鈴春雛、藤花雛、一花雛など、多種多様で、それぞれに異なる魅力を持っています。価格帯は134,200円から281,737円の範囲で、手に入れやすいものも揃っています。

ブランドの思い



工房ひな雛のロゴには「水引」がモチーフにされており、これは「人と人を結ぶ」という意味を持ちます。代表取締役の松永祐人氏は、「多くの人々とその家族が幸せな時間を共有できるような製品を提供したい」という思いを込めています。今回の雛人形展開は、ただの販売活動ではなく、節句人形の活性化を目指す意味も込められているのです。

まとめ



新しく生まれ変わった伝統的な雛人形を通じて、工房ひな雛は日本の文化を再発見し、家庭の温かさを感じさせてくれる製品を提供しています。伝統を守りながらも、新しいスタイルを融合させた雛人形は、これからも多くの人々に愛され続けることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社秀隆
住所
埼玉県さいたま市見沼区蓮沼491-1
電話番号
048-680-5631

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