30代キャリア採用における採用手法の最新動向:エージェントと求人サイトが2トップに
株式会社学情が実施した、企業・団体の人事担当者を対象としたアンケート調査の結果、30代のキャリア採用においては、「エージェント(人材紹介)」と「求人サイト」がほぼ同率でトップの採用手法であることが明らかになりました。
今回の調査では、30代のキャリア採用における面接担当者の役職や採用手法について詳細なデータが得られました。
一次面接は人事担当者が中心、最終面接は社長・取締役が担当するケースが多い
まず、一次面接を担当する方の役職・ポジションについてですが、「人事担当者(責任者クラス)」が54.0%と最も多く、次いで「受け入れ部署の責任者」が52.2%、「人事担当者(メンバークラス)」が33.5%という結果になりました。
一方、最終面接を担当する方の役職・ポジションは、「社長・取締役」が62.3%と最も多く、次いで「執行役員・事業部長」が47.6%、「人事担当者(責任者クラス)」が29.5%、「受け入れ部署の責任者」が28.4%という結果となりました。
これらの結果から、30代のキャリア採用においては、一次面接では人事担当者が、最終面接では経営層が中心となって面接を行う傾向にあることがわかります。
エージェントと求人サイトが採用手法の主流に
次に、30代のキャリア採用における採用手法についてですが、「エージェント(人材紹介)」が61.4%、「求人サイト」が59.8%とほぼ同率でトップとなりました。次いで、「ダイレクトリクルーティングサービス」が30.2%、「リファラル採用」が29.3%、「合同企業セミナー/イベント」が25.4%という結果になりました。
これらの結果から、30代のキャリア採用では、エージェントや求人サイトを活用した採用活動が主流となっていることがわかります。
採用戦略を考える上での重要なポイント
今回の調査結果から、30代のキャリア採用においては、エージェントや求人サイトを活用した採用活動が主流となっている一方で、最終面接では経営層が面接を行うケースが多いことがわかりました。
企業は、採用戦略を考える上で、これらのポイントを踏まえ、適切な採用手法を選択することが重要です。
例えば、専門性の高い人材を求める場合は、エージェントを活用することが有効です。また、自社の企業文化や理念を重視する場合は、ダイレクトリクルーティングサービスやリファラル採用などを活用することも有効です。
学情について
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代社会人・学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。
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