3Dプリンターの新時代
2025-08-20 07:18:18

世界初の大型MEX方式3Dプリンター用シャットオフノズル開発の意義とは

世界初の大型MEX方式3Dプリンター用シャットオフノズル



株式会社ExtraBoldは、東京都豊島区に本社を置くスタートアップ企業で、最先端のAM技術を駆使して持続可能な製品開発に取り組んでいます。同社が新たに開発したのは、大型MEX方式3Dプリンター用の「シャットオフノズル」です。この革新的な技術は、従来の一筆書きにとどまることなく、造形物の品質を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。

課題の解決


従来のMEX方式の3Dプリンターでは、特定の形状しか出力できない一筆書き制限がありました。この制限があったため、複雑な形状の造形や開口部を持つ製品の製作は難しかったのです。そこでExtraBoldは、従来のシャットオフノズル技術を活用し、MEX方式に特化した設計を行いました。これにより、間欠吐出が可能となり、自由なパス制御が実現されました。

さらなる自由度


このシャットオフノズルを接続した結果、従来の制限を超えた柔軟な造形が可能になります。これにより、デザイナーやエンジニアは、より創造的な製品開発ができるようになります。これまで難しかった形状やデザインに対しても対応できるため、大型造形の市場における競争力が向上します。

商品化のスケジュール


EXF-12およびREX-BUTLER3Dプリンターに後付けオプションとして装着できるこのシャットオフノズルは、年内に製品化され、まずは既存の顧客に優先的に提供されることが決定しています。また、新規のお客様向けにも順次提供される見込みです。

環境への配慮


ExtraBoldは常に環境に優しい製品作りを目指しており、「Green Creative™」の理念に基づいて開発を行っています。このシャットオフノズルもその一環であり、持続可能な製品開発を通じて社会への貢献を目指しています。

今後の展望


今後もExtraBoldは、3Dプリンターの機能改善やアップグレードに努め、導入していただいたお客様に最新のソリューションを提供していく所存です。革新的な技術をもってお客様のニーズに応え、さらなる進化を遂げていくでしょう。

まとめ


このシャットオフノズルによって、MEX方式の3Dプリンター市場は新たな時代を迎える可能性があります。商品化が進むことで、造形物の自由度が大幅に向上し、様々な業界での活用が期待されます。ExtraBoldの今後の展開に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社EXTRABOLD
住所
東京都豊島区北大塚2-33-20
電話番号
070-4574-6551

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。