千葉鑑定団とみんなのきふが手を繋ぐ
最近、千葉鑑定団と「みんなのきふ」がタッグを組み、使用済みの品物を通じて動物保護活動に寄付できる新たな仕組みをスタートしました。この取り組みは、不要品を持ち込むだけで動物たちを助けることができるという、非常にユニークな試みです。
みんなのきふとは?
「みんなのきふ」は、2022年1月11日に始まった社会貢献事業です。主な目的は、犬や猫の殺処分を減らすため、動物保護団体への寄付を行うことにあります。このプログラムでは、リユース事業を立ち上げ、買取金額や販売時の利益を全額寄付するシステムを導入しています。その結果、これまでに3,592,027円の支援金が動物保護団体を通じて届けられており、支援先は9か所にも上ります。
新しい寄付の仕組み
具体的な寄付プロセスは非常にシンプルです。不要品を千葉鑑定団に持ち込み、その品物が買取査定されます。査定された金額は「みんなのきふ」を通じて動物保護活動家に全額寄付されるのです。さらに、買取査定を行った千葉鑑定団や、寄付を分配する「みんなのきふ」には利益が発生せず、これは営利法人としては非常に珍しい取り組みです。
新型コロナの影響
新型コロナウイルスの影響もあり、動物保護活動は厳しい状況にあります。多くの動物保護活動家が運営するカフェや譲渡会の中止などにより、保護した動物の譲渡が滞り、活動資金が不足するなどの問題が生じています。しかし、こうした状況でも「みんなのきふ」では支援が必要な動物保護活動家を募り、継続的な支援を行っています。
支援の必要性
影響を受けた活動家たちの多くは、行政からの助成金がなく、自ら身銭を切って活動を行っています。コロナが徐々に収束している中、支援を希望する団体が増加しており、資金援助の重要性はますます高まっています。寄付によって新たな資金確保の方法を見つけ出すことで、より多くの動物が助けられることを期待したいです。
今後の展望
千葉鑑定団との提携を通じて、「みんなのきふ」では寄付を広げるための新たな支援の枠組みを拡大しています。将来的には、障がい者や難病を抱える方々に就労の機会を提供するプロジェクトとして「就労継続支援A型 グローアップ」にて、買取寄付品の販売を行い、利益を就労支援に活用します。
企業の協力
このプロジェクトの責任者である野口社長は、「みんなのきふ」との協力に対して二つ返事で理解を示してくれました。将来的にはこども食堂の開設を目指し、常に慈善活動への意欲を持っています。企業の協力が、どのように動物保護活動に寄与できるのか、その影響を引き続き探っていく意向です。
これからも様々な企業との連携を進め、動物保護活動を支える輪をぐんぐん広げていきたいと思います。
詳細な寄付可能な物品や支援先については、公式ウェブサイト(
みんなのきふ)をご覧ください。