新API追加!
2024-08-05 14:41:51

TISがロボットプラットフォーム「RoboticBase」に新APIを追加!

TISの新たな挑戦:マルチロボットプラットフォームでの進化



TIS株式会社は、2024年3月に公開したエレベータ連携の接続APIに続き、8月5日よりマルチロボットプラットフォーム「RoboticBase」に、セキュリティドアおよびゲートとの連携APIを無償で追加したことを発表しました。この新たな機能により、サービスロボットがる環境が一層進化し、様々な分野での導入促進につながると期待されています。

RoboticBaseとは何か?


「RoboticBase」は、運搬、清掃、警備、案内など、異なるサービスロボットを統合管理するためのプラットフォームです。これにより、IoTデバイスや各種センサーと連携し、効率的な施設管理が可能になります。TISは、サービスロボットの普及とその活用を推進しており、今回のAPI追加はその一環です。

API追加の背景



近年、世界中で労働力不足が問題視されています。それに加え、非接触型サービスへの需要が高まる中、サービスロボット市場は急速に拡大しています。しかし、従来の接続方式では、各ロボットが異なる設備との個別接続が必要で、技術的・コスト的な負担が発生していました。

こうした背景から、TISはサービスロボットがエレベータやセキュリティドアと容易に連携できるよう、APIを無償で提供することにしました。これにより、多様な業務サービスを展開するサービスオーナーやロボットメーカーにとって、導入のハードルが大きく下がるのです。

APIの機能について


新たに公開されたAPIにより、サービスロボット同士や各種設備との連携が可能になります。これにより、ロボットの活用範囲が拡大し、業務の効率化が図られます。また、RoboticBaseはRFA(ロボットフレンドリー施設推進機構)の準拠により、品質の保証されたインターフェースを提供します。この標準化により、互換性が高まり、開発や運用にかかるコストも削減されるのです。

期待される成果


TISが提供するAPIによって、ロボットメーカーやサービスプラットフォームの開発者は、導入にかかる時間や費用を大幅に節約できます。また、ロボットの運用も効率的に行うことが可能になるため、企業全体の経営戦略に対する寄与も大いに期待されます。

今後の展開


TISは今後、APIを使用した設備連携のシミュレーションサービスを予定しております。また、同社のラボ環境を活かし、各ロボットメーカーが低コストでPoC(実証実験)に対応できる環境も提供していく計画です。

「DX on RoboticBase」として、ロボット関連サービスの向上にも取り組み、企業の業務プロセスや人々の生活を改革することを目的としています。このように、TISは技術を駆使して新たな社会の構築を目指しており、サービスロボットの社会実装を強力に推進しています。

まとめ


TISの新たなAPI公開は、マルチロボットプラットフォームにおける重要なステップとなるでしょう。ロボット同士の連携や効率的な業務運用が実現することで、様々な産業へのサービスロボット導入が促進されることが期待されます。これにより、日本全体の生産性向上に寄与することを目指しています。


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会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

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