日本代表が世界3位に輝いた!
2024年9月、東京都江東区のHYPERMIXで行なわれた「ダヴィンチグルメバリスタクラフトチャンピオンシップ2024」日本決勝では、各地から集ったバリスタがその技術とクリエイティビティを競い合いました。中でも注目されたのは、栃木県足利市の藤倉正法さんで、彼は日本決勝で優勝を果たし、その後行なわれたグローバル決勝でも見事に3位に入賞しました。
日本決勝の熱戦
日本決勝には、全国から選ばれた6名のバリスタが進出。「UNITED THROUGH COFFEE」というテーマのもと、参戦者たちはダヴィンチグルメ商品とエスプレッソを使用したドリンクを競作。参加者は以下の通りです:
- - 村井 謙太 (FUK COFFEE/福岡県)
- - 城野 伊吹 (COFFEE BAR J/福岡県)
- - 藤倉 正法 (Bar x Bar x Bar Watarase/栃木県)
- - 髙田 凌 (やまのべ焙煎所/東京都)
- - 杉本 雅史 (やまのべ焙煎所/東京都)
- - 大石誠 (PEACE COFFEE ROASTER/千葉県・東京都)
入賞者は以下の通りです:
- - 優勝:藤倉 正法
- - 準優勝:村井 謙太
- - 3位:髙田 凌
藤倉さんは多彩な材料を用いて、繊細かつ美しい味のバランスを実現し、観客を驚かせる素晴らしい所作で評価されました。彼の作品は、コーヒーへの情熱と独自のストーリーが色濃く反映されていました。
グローバル決勝の挑戦
続いて行なわれたグローバル決勝には、30か国から選ばれた15名が出場。藤倉さんは、シンガポールでの決勝に日本代表として出場しました。ここでの競技形式は、競技者が2名で同時にエスプレッソビバレッジを作るというもので、乳製品ありと無しのアイス、さらにラテアートの施されたホットの3種を制限時間内に作成しなければなりませんでした。
藤倉さんは、日本の伝統的な食材を活用したレシピを披露し、そのスピードと精密さで高い評価を受けました。最終的に、彼はブラジル代表のEMERSON NASCIMENTOさんと、タイ代表のCHATUPHON JANNOGVAさんに次ぎ、堂々の3位入賞を果たしました。
ダヴィンチグルメとは?
「ダヴィンチグルメ」は、1989年にシアトルで創業したフレーバ―シロップブランドで、コーヒーカルチャーとの関わりが深い企業です。2003年にはアイルランドのケリーグループの傘下となり、世界中で広がる飲食業界に向け、高品質な製品を提供しています。
ビジョンは「五感が喜び、感動を呼ぶビバレッジ体験の原動力になる」であり、その製造拠点からは妥協のない品質の商品を送っています。これからも、コーヒー文化の発展に貢献していくことでしょう。
おわりに
藤倉正法さんは、日本決勝とグローバル決勝の双方で素晴らしい成績を収め、その名を広く知らしめました。参加された皆様、おめでとうございます!