サイバーリンクス、食品卸売業界のDX化を支援!効率的な商談支援システム「N-Sikle」に参入
株式会社サイバーリンクスは、日本加工食品卸協会(日食協)が開発した商談支援システム「N-Sikle」の基盤システムとして、同社の商談支援サービス「C2Platform®」が採用されたと発表しました。
従来の課題:アナログな商談業務の非効率性
食品メーカーと卸売業間の商談は、これまでメールやExcelなどを用いたアナログなやり取りが主流でした。特に見積書の作成においては、小売業ごとに異なるフォーマットに対応する必要があり、メーカーと卸売業双方にとって大きな負担となっていました。この非効率な業務は、人手不足が深刻化する業界において、大きな課題となっていました。
「N-Sikle」:業界全体のDX化を目指す革新的システム
「N-Sikle」は、メーカーが統一フォーマットで情報を入力するだけで、小売業ごとに異なるフォーマットに変換できるシステムです。これにより、メーカーと卸売業は、メールのやり取りや異なるフォーマットへの変換作業から解放され、業務効率の大幅な改善が期待できます。さらに、将来的には小売業とのデータ連携も視野に入れており、流通サプライチェーン全体の最適化を目指しています。
「C2Platform®」:商談DXを推進するプラットフォーム
サイバーリンクスが提供する「C2Platform®」は、食品流通業界における商談に関わる情報を共有・連携することで、業務の効率化とDX推進を支援するプラットフォームです。「N-Sikle」の中核システムとして、その高い機能性が評価されました。
サイバーリンクスの役割
サイバーリンクスは「C2Platform®」の提供に加え、「N-Sikle」の運用・保守業務も担当します。日食協と連携し、システムの安定稼働と、ユーザーへのサポートを提供することで、業界全体のDX化を支援していきます。
期待される効果
「N-Sikle」の導入によって、食品メーカーと卸売業は以下のような効果が期待されます。
大幅な業務効率化: 手作業による見積書作成などの負担が軽減されます。
コスト削減: 人件費や時間コストの削減に繋がります。
迅速な意思決定: 情報共有の効率化により、迅速な商談を進めることが可能になります。
ミス削減: 統一フォーマットによる情報入力により、ヒューマンエラーを減らすことができます。
まとめ
サイバーリンクスは、「C2Platform®」と「N-Sikle」を通じて、食品卸売業界のDX化を推進し、業界全体の競争力強化に貢献していきます。この取り組みは、人手不足に悩む業界にとって、大きな転換点となる可能性を秘めています。今後、小売業とのデータ連携が実現すれば、更なるサプライチェーン最適化への期待が高まります。