複業人材による新たな財務コンサルタント会社「ファインディールズ」の誕生

複業人材と財務コンサルティングの融合

2021年1月26日、東京都に新たに設立された「株式会社ファインディールズ」は、複業人材を活用した革新的な財務コンサルティングを展開しています。代表の村上茂久氏は、一般社団法人Work Design Labのパートナーでもあり、その経験を基に多様な企業に向けて質の高いコンサルティングを提供していくことが使命です。

提供するサービスの特徴

ファインディールズのコンサルティングは、複業人材の専門知識と経験を活用し、幅広い分野をカバーしています。主な特徴は以下の通りです：

1. チームによる支援：複業人材が集まり、各自の専門性を活かしたチームで財務支援を行います。
2. オンラインツールの活用：ZoomやSlackなどのプラットフォームを用いて、クライアントとのコミュニケーションを円滑に行い、リモートでも高いサービス品質を維持します。
3. 実務と理論の融合：最新の学術的知識と業務に役立つ実務経験を基にしたコンサルティングを提供します。

支援対象企業のニーズ

ファインディールズは、すべての企業に向けてサービスを展開しています。その一例として、以下のような企業が挙げられます：

- スポット的にCFOの支援が必要なスタートアップ企業
- プロジェクトごとに財務視点が必要な企業
- 財務人材が不足している地方の中小企業
- 新規事業における財務的なサポートが求められる大企業

設立の背景

ファインディールズは、これまでWDLで培ってきた複業人材による財務支援のノウハウをさらに深化させるために法人化されました。設立の際には、企業における財務専門人材の不足と、複業人材の有効活用という二つの社会課題に応えることを目的としています。特にスタートアップや中小企業では財務を専門に見てくれる人材が不足しているため、困難を抱えるケースが少なくありません。

村上氏は、多忙な経営者が財務を管理することの難しさを考え、財務のプロを集めたチームを形成することに着目しました。これにより、事業計画の策定や資金調達の支援を行い、企業の成長を促進します。

複業人材の活用

ファインディールズが目指すのは、単なる財務支援に留まりません。デザイナーやエンジニアは副業がしやすい一方で、営業や財務職における副業のマッチングは課題です。この点において、複業人材で構成されたチームが企業に財務を提供することにより、副業未経験の方でも無理なく参加し、企業をサポートできる環境を用意しました。

ファインディールズのチーム編成により、各人材の専門性が掛け合わされ、サービスの質も向上します。特にスタートアップ企業などの支援においては、この柔軟なアプローチが新たな価値をもたらすでしょう。

代表の思い

村上氏は「Given & Give」という考え方の下、自身が受け取った知識や経験を社会に還元することを重視しています。彼は、これまでの経験を生かし、ファインディールズを通じてより多くの企業に新たな価値を提供し続けると語ります。

社外での成長機会を得ることや、企業の更なる発展に寄与するため、今後も透明性を持った支援を続けていく意向を示しています。