サイリーグHDとS&J、新たなサイバーセキュリティ支援プラン導入
概要
株式会社チェンジホールディングスの子会社であるサイリーグホールディングス株式会社(以下「サイリーグHD」)と、セキュリティ事業を展開するS&J株式会社(以下「S&J」)は、2025年8月よりSMBCサイバーフロント株式会社が提供する新たな「インシデント対応付きアドバイザリーサービス」の一環として、事前契約型インシデント対応支援機能を導入することを発表しました。これにより、中堅・中小企業に対する実効性のあるセキュリティ支援を強化します。
新プランの背景
近年、サイバー攻撃はますます巧妙化しており、企業はその脅威にさらされています。特に、中堅・中小企業ではリソースが限られているため、サイバー攻撃を受けた際の被害を最小限に抑えるための“サイバーレジリエンス”の強化が急務です。SMBCサイバーフロントは、これまでにもアドバイザリーサービスを提供してきましたが、新たに加わるインシデント対応支援機能によって、日常の運用だけでなく、万が一の事態に備えた体制を整えることが可能となります。
サイバーレジリエンスの重要性
サイバー攻撃に対して被害をゼロにすることは難しい中で、企業は迅速に対応し、業務を復旧させる力が求められます。このような背景の中、企業には専門的なサポートが必要とされています。サイリーグHDとS&Jの新たなパートナーシップは、企業がサイバーセキュリティにおける困難な状況に直面しても、いち早く行動を起こせる体制を整えることを目的としています。
具体的なサービス内容
新プランには事前契約型の支援機能が搭載されており、万が一セキュリティインシデントが発生した際に、業者選定や稟議待ちといった煩わしいプロセスを経ることなく、すぐに対応を開始できることが特長です。この迅速な初動が、事業継続の鍵を握ります。
未来への展望
今後、サイリーグHDはSMBCサイバーフロント、S&Jとの連携を一層強化し、全国の中堅・中小企業に対し、より実効性のあるサイバーインシデント対策を提供していきます。さらに、今回の協業モデルを基に、さまざまなパートナーやアライアンス企業との連携を進めることで、日本全体のサイバーレジリエンスを底上げすることを目指しています。
サイリーグホールディングス株式会社について
サイリーグホールディングス株式会社は、株式会社チェンジホールディングスの子会社として、日本の企業や組織のサイバーセキュリティを強化する使命を持つ持株会社です。M&Aや業務提携、自社サービスの開発を通じて、ITインフラやネットワークの安全性を確保しつつ、事業の成長を支援しています。高度なセキュリティ人材育成にも注力し、デジタル社会の安全を守ることを目指しています。
今後もサイリーグHDはサイバーセキュリティ業界のリーダーとして活動し続けることが期待されます。