DFreeがSiiibo証券を活用し社債を発行
DFree株式会社は、東京都港区に本社を置くヘルステック企業で、介護を支える革新的な排泄予測デバイスを開発しています。この度、同社はSiiibo証券の社債発行プラットフォームを通じて、初めて少人数での私募社債を発行しました。これにより、DFreeは資金調達をよりスムーズに行うことが可能になります。
Siiibo証券の社債発行の意義
スタートアップ企業において株式によるエクイティ調達は一般的ですが、近年は「ベンチャーデット」つまり社債や融資を利用した資金調達の重要性が増しています。Siiibo証券が提供する社債専用プラットフォームは、企業がこの新しい資金調達方法を利用する際の大きな助けとなっています。
DFreeの社債発行は、将来的なユーザーや消費者になる可能性のある個人投資家からの資金供給を受ける機会を生んでいます。投資家にとっても、未上場企業に直接支援する新たな方法として魅力的です。
DFreeとはどんな企業か?
DFreeは「世界を一歩前に進める」をモットーにしたヘルステック企業です。主力商品は超音波センサーを使用して膀胱の状態を把握し、排尿のタイミングを予測するウェアラブルデバイス『DFree』。さらに、便汚染を防ぐ『DFree Ben』も展開し、排泄ケアのトータルサポートを実現しています。
介護が必要な高齢者だけでなく、トイレに不安を感じるアクティブシニアや子供のトイレトレーニングなど、非常に幅広いニーズに応えています。特に、DFreeは介護保険制度で特定福祉用具に認定されるなど、社会的に非常に意義のあるプロダクトとされています。
社債発行で資金調達を図る背景
DFreeは、経営権を希薄化させることなく、安定した資金調達の手段を模索していました。Siiibo証券を通じての社債発行は、それを実現するための重要な一歩です。今回の資金調達は、DFreeの医療機器化や海外展開、そして上場準備に資するものです。
投資家の声
今回の社債を購入した投資家からは、「今後需要が高まる」といった期待や、介護分野の重要性に対する共感の声が寄せられています。多くの投資家が介護現場の課題解決を応援したい思いで、この社債に投資しました。 これは、社会的な意義を持つ事業への支援が実現している一例です。
企業情報
DFree株式会社は2015年2月に設立され、資本金は6497万6千円。東京都港区に拠点を構え、排泄ケアに関する革新的なソリューションの企画・開発・販売を行っています。 最新のテクノロジーを駆使し、介護業界の未来を切り開くDFreeの動きには、今後も注目が集まります。
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