現代美術の室礼展
2024-10-16 02:10:49

村山秀紀が創造する現代美術の室礼展が日本橋高島屋で開催!

村山秀紀が魅せる現代美術の室礼展



日本橋高島屋の美術画廊Xで、2024年10月23日(水)から11月11日(月)までの期間にわたり、「現代美術の室礼Ⅱ -村山秀紀の眼と手-」が開催されます。本展は2019年に好評を博した「現代美術の室礼 -村山秀紀の見立て-」の第2弾として、多くの期待が寄せられています。

現代における室礼は、襖や屏風、掛け軸、工芸品といった日本の美術が、どのように生活空間を彩り、文化を伝えてきたかを感じることができる重要な要素です。日本人は、これらのアイテムを使用して、季節の移り変わりや年中行事を視覚的に表現することで、自然や神仏への感謝の気持ちを伝えてきました。このような伝統的な文化の中で、村山秀紀氏がどのように現代の感性を織り込んでいるのかが、この展覧会の見どころです。

村山秀紀氏は、京都の立入好和堂に所属する表具師であり、独自の視点で現代美術を表装する技術を持っています。彼の作品は、紙や絹だけにとどまらず、陶器やガラス、キャンバスといった異素材にまで及び、その斬新な発想は多くのアーティストや顧客から高く評価されています。

本展では、村山氏がこれまでのコレクションから選び出したヨーロッパのアンティークブックマークやトワル・ド・ジュイ、さらには江戸期の小袖の一部を用いた新作表装作品が展示されます。さらに、各種アーティストとのコラボ作品も交えられ、村山氏の感性が色濃く反映された現代アートが実現します。これにより、伝統的な作品がどのように日常の空間に溶け込み、視覚的な楽しさを提供できるのかを探ることができます。

特に、生活様式が西洋文化に影響を受け、室礼の習慣が薄れつつある現代において、村山氏の作品は新たな視点を提供します。彼は、伝統的な技術を活かしながらも現代的な美的感覚を融合させ、スタイリッシュな室礼を提案しています。また、出品作家には淺井裕介、束芋、町田久美、宮永愛子、森村泰昌といった名だたるアーティストが名を連ね、展示をさらに魅力的なものにしています。

村山秀紀氏が手掛ける表装作品は、ただの装飾ではないのです。それは、見る人の心を捉え、日常に特別な瞬間をもたらすものです。この貴重な機会に、ぜひ展覧会を訪れて、村山氏の独特な視点と技術に触れてみてください。新たな発見と感動があなたを待っています。


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