FinTechとの新たな連携
2016-02-12 14:23:56
SBIインベストメントが進めるFinTech革命とIBMの連携強化
SBIインベストメントは、金融機関のためのFinTech導入をさらに推進するため、IBMと連携した画期的な取り組みを行っています。この新たな連携では、金融業界に必要とされるテクノロジーの革新を目指し、特にFinTechファンドの振興が重要な柱となっています。
FinTechファンドの設立
2015年12月、SBIインベストメントは「FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合」という名称のファンドを設立しました。このファンドは、金融機関およびFinTech関連の事業企業を主な出資者として、次世代のFinTech企業に投資を行います。この活動によって、出資者と投資先企業との間でオープンイノベーションが生まれ、双方の企業価値を高めることを目指しています。 FinTechファンドを通じて、SBIインベストメントは出資者のFinTech導入を支援し、投資先のバリューアップを図ることで、金融業界全体の革新を促進させる狙いがあります。
IBM FinTechプログラムの役割
IBMはグローバルなネットワークを活かし、FinTechのトレンドを把握し、日本国内における革新的なFinTechサービスの展開をサポートしています。この中で、IBMが提供するクラウドサービス「IBM® Bluemix」を用いた次世代金融ソリューションの開発が進められています。FinTech企業と連携しながら、これまでにない斬新なアプリケーションを開発し、実際の運用に向けた実証実験を行っています。
また、金融機関向けには、モバイルアプリの開発や金融システムのオープンAPI化が進められています。このような取り組みを通じて、FinTechサービスが実用化され、広く普及することが期待されています。
今後の展望
SBIインベストメントとIBMの連携は、金融機関によるFinTech導入をより容易にし、コストを削減することに寄与するでしょう。また、セキュリティを強化することで、金融システムの安定性も向上するため、より信頼性の高いサービスの提供が実現します。これにより、FinTechファンド出資者の導入支援や投資先のバリューアップ活動も強化され、全体のオープンイノベーションをさらに後押しすることができると予想されます。
このような取り組みは、金融業界の未来を形成する上で欠かせないものとなるでしょう。SBIインベストメントは、今後ともFinTech分野における発展を支え、金融ビジネスがさらに高度化するための一助となることを目指しています。
会社情報
- 会社名
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SBIインベストメント株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木泉ガーデンタワー19階
- 電話番号
-
03-6229-0127