LINEヤフーとECOMMITが手掛ける新サービス『宅配PASSTO』
2024年9月12日から10月31日までの期間、LINEヤフー株式会社と株式会社ECOMMITが共同で新たな資源循環サービス『宅配PASSTO(パスト)』を開始します。このサービスは、家庭から出る不要品を簡単に回収し、再活用する仕組みを提供し、循環型社会の実現を目指します。
1. サービス概要
この『宅配PASSTO』は、ECOMMITが提供する資源循環サービス『PASSTO』を活用しており、特に関東、関西、中部エリアに住む方を対象としています。サービス開始にあたり、LINE公式アカウント『サストモ』を友だち追加している必要があります。回収は、宅配によるもので、自宅にいながら不要品を送料ゼロで発送できるのが大きな特徴です。
2. 対象エリアと回収可能なアイテム
実施期間中、回収できるアイテムには、必須アイテムのアクセサリー、小型家電、おもちゃなどが含まれています。また、衣類や生活雑貨、特別にはSHIROの使用済みガラス容器も対象にされており、多様な不要品の回収に対応しています。詳しい対象エリアは、関東、関西、中部の各都道府県が挙げられます。
3. どのように配送するのか
回収するアイテムは140サイズ以下で段ボール箱に梱包し、全国のスマリボックスを利用することや、佐川急便の無料集荷サービスを利用することができます。このようにして集められた不要品は、ECOMMITがリユース品として国内外に再流通させたり、リサイクルを行ったりします。
4. サステナビリティの取り組み
LINEヤフーの『サストモ』アカウントを通じたこの取り組みは、SDGsの観点からも重要です。ECOMMITは、「捨てない社会をかなえる」というミッションのもと、全国で不要品の回収、選別、再流通を行う循環商社として活動しています。また、自社開発のトレーサビリティシステムを用いてリユース・リサイクル率の算出やCO2削減量の報告を行うことで、企業や自治体のサステナビリティ推進を支援しています。
5. 今後の展開
『宅配PASSTO』の取り組みを通じて得られた結果をもとに、LINEヤフーは今後も最新のサステナブルな取り組みを検討していく予定です。このような動きは、資源循環意識の向上や新たなビジネスモデルの形成に寄与し、消費者もより積極的にリユースやリサイクルへ参加する機会となるでしょう。
まとめ
LINEヤフーとECOMMITの『宅配PASSTO』は、不要品の処理を簡単にし、有効な資源として再活用しやすくするための新しいサービスです。この取り組みが多くの家庭で利用され、サステナブルな未来に向けて一歩前進することを期待します。