不動産クラウドファンディング「投活」の成長と魅力
不動産クラウドファンディングの分野で急成長を遂げている「投活」。運営する株式会社トラストは、過去2年間の運用実績を基に、その魅力や今後の展望をまとめたレポートを公開しました。2024年度の運用実績サマリーを通じて、投資家にとってのメリットを詳しく見ていきましょう。
驚異の利回り9.6%を実現
「投活」は2023年3月17日のサービス開始から、募集したファンド数は25件にのぼり、応募総額は5.9億円。特に注目すべきは、過去2年間で運用終了したファンドの確定利回りが、当初の想定を上回る平均9.6%に達したことです。この成功は、投資家に対する信頼を高める結果となっています。
プロジェクトの成功要因
2022年度の運用終了したプロジェクト22件のうち、12件は配当利回りが実質的にアップサイドになりました。これらのプロジェクトでは、当初想定の利回りが平均6.2%から確定利回り9.6%に引き上げられたのです。これは、投活独自の配当ポリシーに起因しており、予定価格を上回る売却が実現した場合、そのメリットが分配金として還元される仕組みになっています。
リノベーション事業との連携
投活では、立地を厳選したリノベーションプロジェクトも行っています。過去25件のファンドのうち、8件がリノベーション事業に関連しており、70%以上がアップサイドでの配当を記録しました。特に東京都港区麻布十番や墨田区本所におけるプロジェクトは大きな話題を呼び、SNSなどでも多く取り上げられました。
新規会員向けキャンペーン
2024年度には、認知度向上のための新規会員キャンペーンを展開しました。これにより多くの新規会員の参加が期待され、約2週間で定員を満たす結果となりました。また、全会員を対象とした既存会員キャンペーンも実施され、多くの投資家から好評を得ています。
この結果、元本毀損が発生せず、来年度も安心して投資ができる基盤が整ったと考えられています。
課題と今後の展望
一方で、会員からは不動産特定共同事業への許可替えを求める声も多く寄せられています。この点については、トラストは早期の許可を取得するべく努力を続けているとし、重要な課題であると認識しています。
最も重要なのは、投資家の満足度を高めること。投活は今後もサービス改善に努め、投資家に還元できる運営を実現していくことを目指しています。
結論
2024年度はリノベーションプロジェクトの成功を背景に、利回りが上振れするファンドが増加していることが伺えます。このような点から、投活独自の配当ポリシーは今後ますます注目されるでしょう。投資家にとって、信頼性の高い投資先としての位置を確立しつつある「投活」に、今後も目が離せません。