ミーク株式会社が東京証券取引所グロース市場に上場
モバイル・インターネットキャピタル株式会社(以下、MIC)が投資先のミーク株式会社(以下、ミーク)の新規上場を発表しました。東京証券取引所のグロース市場での取引開始を通じて、同社はデジタルトランスフォーメーション市場における存在感をさらに高めることが期待されています。
ミーク株式会社について
ミークは、モバイルIoT支援事業を中心に活動する企業であり、IoT/DXプラットフォーム『MEEQ』を提供しています。加えて、MVNEサービスを通じて大手企業のデジタル化を推進し、業務システムやネットワークの提供を行っています。同社は、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIといったトリプルキャリアに対応したMVNE事業者の一つであり、数多くのMVNO事業者に対して信頼性のあるサービスを提供しています。
2019年に設立されたミークは、急速な成長を遂げ、今回の上場はその成果を象徴するものと言えるでしょう。
会社の概要
- - 会社名: ミーク株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル 8階
- - 代表者: 峯村竜太
- - 設立年: 2019年
- - 公式サイト: www.meeq.com
関係者のコメント
MICの取締役会長である海老澤観氏は、ミークの上場が日本のデジタルトランスフォーメーション市場における大きな可能性を示すものだと述べました。「私たちの投資戦略の正当性を証明する出来事であり、今後も革新的な企業の発掘に力を入れていく」との見解を示しました。
一方、ミーク代表取締役の峯村竜太氏は、「上場はステークホルダーの支えの賜物であり、今後も『世界を変える、そのイノベーションのそばに。』というビジョンを実現するために全力で取り組む」とコメントしています。
今後の展望
MICは1999年に設立以降、ITやデジタルテクノロジー関連の企業への投資を行ってきました。来年、創業25周年を迎える同社は、業界特化型のVCとして22件のIPO実績を持ち、現在は5号ファンドを運用中です。
さらに、2023年にはシード期企業への投資に特化した新しいファンドの設立も行い、新たな挑戦を続けています。日本において大企業とのオープン・イノベーションの推進を掲げ、持続可能な成長を目指す投資戦略を展開しています。
会社情報
- - 会社名: モバイル・インターネットキャピタル株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞ヶ関ビル4階
- - 代表者: 元木 新
- - 設立年: 1999年
- - 事業内容: ベンチャーキャピタル事業
- - 公式サイト: www.mickk.com
このように、ミーク株式会社の上場はITおよびデジタル化における新たな一歩であり、投資家や関係者にとって非常に注目される出来事となっています。今後のさらなる発展が期待されます。