仙台オフィス市場回復
2024-07-08 15:36:42

仙台オフィス市場回復の兆し!空室率3ヶ月連続で低下、賃料も上昇 - 三幸エステートが最新レポート発表

仙台オフィス市場、活況続く!空室率3ヶ月連続で低下、賃料も上昇



三幸エステート株式会社が発表した最新の「オフィスマーケット2024年7月号仙台」によると、仙台市のオフィス市場は活況を呈しており、空室率は3ヶ月連続で低下、賃料も上昇傾向にあることが明らかになりました。

空室率は3ヶ月連続で低下、駅東エリアは大幅な減少



2024年6月度の仙台市全規模ビルの空室率は前月比マイナス0.23ポイントの6.31%となり、3ヶ月連続で低下しました。これは、主要エリア内での統合移転や自社ビルから賃貸ビルへの移転などにより、空室床が消化されたことが主な要因です。

特に、駅東エリアでは前月比マイナス0.5ポイントの大幅な低下が見られました。一方、潜在空室率は前月比マイナス0.14ポイントの7.60%となりました。

賃料は3ヶ月連続で小幅上昇、一部ビルでは募集条件引き上げも



募集賃料は前月比プラス111円/坪の11,634円/坪と、3ヶ月連続で小幅に上昇しています。募集状況が改善した一部のビルでは、新規募集にあたり募集条件を従前より引き上げる動きが見られます。

需要は堅調、100坪以上の大口募集床は品薄状態



オフィス需要は堅調に推移しており、主要エリアでは100坪以上の大口の募集床で品薄な状況が継続しています。来年は、大規模ビルの竣工が当該ビル1棟のみと供給量が低水準となるため、テナントからの注目度が高くなると予想されます。

仙台駅西エリアに注目!新築ビル「NANT仙台南町」が募集開始



仙台駅西エリアでは、せんだい都心再構築プロジェクトの第2号となる新築ビル「NANT仙台南町」の募集が開始されました。2025年5月に竣工予定で、足元では新築ビルのテナント誘致が比較的順調に進んでいることから、今後の注目を集めることが予想されます。

仙台オフィス市場の今後の展望



仙台オフィス市場は、今後も堅調な需要が見込まれ、空室率はさらに低下していく可能性があります。一方で、新規供給の増加や賃料の上昇など、市場環境の変化にも注意が必要です。

三幸エステート株式会社は、今後も最新の市場情報を提供し、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしていくとしています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。