IGPVPと東邦ガス、新たなスタートアップファンドを設立
イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ株式会社(IGPVP)が、東邦ガス株式会社と共同で「シン・インフラ ファンド by TOHO GAS」を設立しました。この新ファンドは、将来的なイノベーションを生むための重要なステップとなるでしょう。
ファンドの背景と目的
IGPVPは、あらゆる革新の中心となることを目指し、今までに4本のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを運用しています。一方で、東邦ガスは多様な価値の創造を掲げ、新しい事業領域の開拓を目指しています。本ファンドは、スタートアップとの協働を強化し、革新的な技術やビジネスモデルを既存の事業に融合させ、新たな価値を創出することを目的としています。
投資対象の領域
シン・インフラ ファンドでは、「アグリ/フード」「ウェルネス/ウェルビーイング」「不動産」「観光」など、特定の4つの分野を重点的な投資対象に設定しています。これらの分野は、国内のスタートアップ企業との共創を通じて、新たな収益源を生み出す可能性を秘めています。
ファンドの運営体制
このファンドは運用総額50億円で、期間は10年間となっています。無限責任組合員はIGPVP、有限責任組合員は東邦ガスです。これにより、両社が強力なパートナーシップを築き、スタートアップの成長を支援する体制が整いました。IGPVPは、スタートアップの発掘から投資判断、経営支援、さらにはIPOやExit支援に至るまで、多面的な支援を行うことを約束しています。
地域社会への貢献
「シン・インフラ」という名称には、ガスや電気と同様に、未来の生活に不可欠な商品やサービスを共創するという思いが込められています。IGPVPと東邦ガスは、このファンドを通じて地域社会に貢献し、持続可能な未来を目指すことを強く意識しています。
ファンドの設立や運用に関する詳しい情報は、公式ウェブサイト(
シン・インフラ ファンド by TOHO GAS)を通じて確認でき、投資に関するお問い合わせは専用のメールアドレス(
[email protected])で受け付けています。
本ファンドの活動を通じて、IGPVPと東邦ガスは、テクノロジーを活用した新しいビジネスモデルの開発をサポートし、次世代に向けた社会価値の創出を実現することを目指しています。この新たな挑戦が、今後どのように展開していくのか、注目が集まっています。