フクヤ建設株式会社がTOKYO PRO Marketに上場申請
フクヤ建設株式会社が、東京証券取引所が運営するTOKYO PRO Marketへの上場申請を行いました。これは、企業の永続的な運営体制の構築や、新規取引先の拡大を目指すためのステップであり、今後の成長が期待されます。
1. フクヤ建設の基本情報
フクヤ建設は高知県高知市に本社を置き、1985年に設立された企業です。注文住宅の設計・建築や不動産事業を中心に活動し、従業員数は69名、2023年の売上高は約245億円です。上場予定日は2024年11月26日で、代表取締役社長は福家淳也氏です。
2. フクヤ建設の事業内容
2.1 建築工事事業
フクヤ建設は高知県、香川県を中心に、注文住宅はもちろん、公共・民間の商業施設の施工など広範囲にわたって建築工事事業を展開しています。設計から施工管理まで自社で行うため、高い品質を保持しています。
2.2 建材卸売事業
自社工場で加工した建材を販売しており、特に薄板メッキ鋼板を使用した屋根材や外壁材が主力です。取引先への配送も行い、地域の建築業界に密接に関わっています。
2.3 不動産事業
土地の分譲や中古住宅の買取再販、不動産売買仲介など、多岐にわたる不動産サービスを提供しています。
2.4 飲食事業
店舗運営を通じて地域に密着し、フクヤ建設のコンセプトを広める活動も行っています。
3. 上場の背景
フクヤ建設は「この街にワクワクを創造する」という理念のもと、より一層の業務拡大を図っています。今回の上場申請は、社内管理体制の強化や社会的信用力の向上を目的としており、広がる市場において新卒や中途採用を進め、新たな人材の獲得を狙っています。
次回の上場申請に関する詳細情報は、東京証券取引所及びフクヤ建設の公式ウェブサイトで確認できます。
4. 日本M&Aセンターの役割
日本M&Aセンターは、フクヤ建設の上場を支援するJ-Adviserとして業務を行っており、これまでに100社以上の上場支援実績があります。上場後も企業成長を支援し、地方経済の活性化を目指します。
まとめ
フクヤ建設のTOKYO PRO Marketへの上場申請は、地域に根差した企業の新たな一歩となります。今後の展開に目が離せません。