Lazuliの新たな展開
2020-11-05 09:00:02

Lazuli、AIアドバイザー松尾教授就任と5,000万円調達で新たな革新へ

Lazuliがクラウド型製品マスタSaaSで新たな挑戦



Lazuli株式会社は,クラウド型製品マスタSaaSの開発を進めている企業で、先日5,000万円の資金調達を行い、東京大学大学院教授の松尾豊氏をAIアドバイザーに迎えたことを発表しました。本記事では、この資金調達の背景や、松尾氏の就任がどのような影響をもたらすのか、そしてLazuliが目指す未来について詳しくご紹介します。

資金調達の背景



LazuliのCEO/CTOである萩原氏は、この調達資金を利用して自社のプロダクト開発を加速させ、企業とITシステムの連携を強化するとともに、より多くのエンジニアを採用する方針を明かしています。彼は、デジタルトランスフォーメーション(DX)や人工知能(AI)の専門家であり、製品マスタ管理に関する多くの企業のニーズを把握してきました。

製品マスタは、企業のビジネス活動において欠かせない要素ですが、その管理は多くの場合、専門家を要する労働集約的な業務です。Lazuliは、これまでの知見を活かして、全世界の製品情報を収集し、利用可能なデータとして提供することを目指しています。これにより、企業はより効率的にDXを進めることが可能になります。

新たなAIアドバイザー、松尾豊氏



松尾豊氏は、日本を代表するAI研究者であり、特に深層学習の分野での専門知識を持つ人物です。彼の研究室からは多くの優秀な起業家が誕生し、AIを活用したビジネスに取り組んでいます。松尾氏は、LazuliのAI技術を取り入れ、プロダクトの開発にアドバイスを行うことになります。

「製品マスタ管理は地味に見えるものの、企業のデジタル化を進める上で重要な鍵を握っています。」と松尾氏は語ります。彼の見解によると、固有表現の抽出やデータベース間の関連情報の結びつけなどの技術が、LazuliのAIシステムにおいて実現可能な段階に近づいているとのことです。彼はこのプロジェクトを通じて、日本全体のDXの進展を期待しています。

Lazuliのサービスと今後の展望



Lazuliが開発を進める「Ninja DB(仮称)」は、世界中の製品情報を集約し独自のアルゴリズムで整理するものです。このデータベースは、企業が期待する様々な機能を提供します。

提供形態の例


  • - ECサイトでのユーザー体験向上
- 製品間の関係性を活用した新しいレコメンド機能
- 検索サジェストでの活用
  • - 管理業務の効率化:
- 製品情報の管理や更新業務への活用
- 商品登録時の工数削減
  • - データのマーケティング活用:
- 異なるデータの統合分析としてのサービス提供

このような製品の活用により、飲料・食品メーカーや小売流通業者、マーケティング支援会社など幅広い顧客に向けた価値を提供することができます。

まとめ



Lazuliは、今回の資金調達と松尾豊氏の就任を機に、より一層の革新を進めています。世界中の製品情報を連携させ、新たなAIプラットフォームとしてビジネス界に変革をもたらすことは間違いありません。これからの展開に大いに期待が集まります。今後もLazuliの動向から目が離せません。

会社情報

会社名
Lazuli株式会社
住所
東京都港区西新橋1丁目1-1日比谷フォートタワー 10F WeWork
電話番号

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