学校への生成AI導入の新たなチャンス
スタディポケット株式会社が、経済産業省の「探究・校務改革支援補助金2025」を利用して、学校教育機関向けの生成AIサービスを提供することを発表しました。このプログラムでは、全国の学校が来年2026年3月末まで、生成AIエコシステムを無料で導入できるチャンスがあります。
スタディポケットの特徴とサービス内容
スタディポケットは、教員向けの「スタディポケット for TEACHER」と生徒向けの「スタディポケット for STUDENT」の2つの主要な生成AIサービスを持っています。このプログラムを活用すれば、先生方の業務の効率化と生徒の自主学習が同時にサポートされます。
教員向けプラン:スタディポケット for TEACHER
このプランは教員が授業準備や教材作成を効率化するために設計されており、実際に利用した教員からは「授業準備が簡単になり、作業効率が非常に向上した」との声が寄せられています。例えば、東大阪市立日新高等学校の教員は、これにより週に2時間以上の時間を節約でき、生徒との対話時間も増やせたと語っています。
生徒向けプラン:スタディポケット for STUDENT
生徒に向けたこのプランは、探究学習や自主学習を支援します。生徒たちは自らのペースで学びを深めることができ、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の先生は「生徒自身がこのサービスを使って探究活動を進めている」とその効果を評価しています。
新しいセット利用プランの登場
さらに今年度から、教員と生徒が共同で生成AIを活用できる「スタディポケット for TEACHER & STUDENT」という新しいセットプランも登場しました。このプランを通じて、学校全体での効果的な活用が可能になります。
補助金申請の流れ
この補助金を利用した導入には、明確なスケジュールが設けられています。
1.
お問合せ開始: 4月16日(水)
2.
申込み締切: 5月1日(木)17:00
3.
採択結果通知: 5月22日(木)以降
4.
運用開始: 6月2日(月)以降
導入に関する相談は、専用フォーム、メール、電話で受け付けており、迅速にお手続きを進められます。
教育関係者向けの相談会
また、2025年4月23日から25日には東京ビッグサイトで開催される「EDIX東京」において、特設ブースを設け、補助金を利用した導入についての相談会も行ないます。事前登録をすれば入場が無料となりますので、教育関係者の方はぜひお立ち寄りいただきたいところです。
スタディポケット株式会社について
スタディポケット株式会社は、生成AIを活用した教育ソフトウェアの開発を行い、多くの教育現場での実績を誇ります。同社は文部科学省の支援を受け、生成AIによる校務や学習支援をさらに推進する取り組みを続けています。
会社情報
- - 会社名: スタディポケット株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区内幸町2-1-6
- - 代表者: 鶴田浩之
- - 設立: 2019年7月
学校向けの生成AIクラウドサービスに関するさらなる情報は、公式サイトをご覧ください。
スタディポケット公式サイト