横浜のQR決済バス
2024-10-18 15:51:48

横浜のバスが完全キャッシュレス化へ!QRコード決済実証運行が始まる

横浜市交通局の新たな取り組み



横浜市交通局は、2024年11月6日から完全キャッシュレスバスの実証運行を開始します。この取り組みでは、バス運賃の支払いをQRコード決済で行うことができるようになります。運行対象となるのは「ベイサイドブルー」と呼ばれる路線で、モバイルクリエイト株式会社と株式会社ネットスターズが協力して、QRコード決済の実証実験を行うことが決定しました。

完全キャッシュレス化の目的



キャッシュレス化の目的は、バス利用者の利便性を向上させることです。乗客は、従来の現金支払いに代わって、スマートフォンで表示したQRコードを使って簡単に運賃を支払えるようになります。さらに、敬老特別乗車証(敬老パス)を持つ利用者にも配慮した設計がされています。具体的には、バス内に設置された敬老パス専用の読取機にQRコードを読み取れる機能が追加され、特別乗車証も問題なく利用可能となる予定です。

実証実験の詳細



この実証実験は、2024年11月6日から2025年3月31日まで実施される予定です。運賃支払いの具体的な方法は、乗務員にQRコード決済を利用する旨を伝えて、スマートフォンに表示させたQRコードを読み取らせるというシンプルな手順です。このシステムは、大人運賃、小児運賃、障害者割引等、さまざまな運賃に対応しています。さらに、複数人まとめての支払いも可能です。

参加するQRコード決済ブランド



参加するQRコードブランドについては別途一覧表が提供される予定ですが、順次多くのブランドが対応予定となっています。この取り組みにより、バス利用者は幅広い選択肢からQRコード決済手段を選ぶことができ、さらに便利に横浜市内を移動できるようになります。

企業の背景と今後の展望



このプロジェクトには2つの企業が関与しています。モバイルクリエイト株式会社は、大分県大分市に本社を置く企業で、移動体通信網の開発やGPSを利用したシステムの運用などを手掛けています。一方、株式会社ネットスターズは、東京都中央区に本社を置いており、決済システムの識別・管理機能に特化しています。

この実証実験が成功すれば、今後の横浜市内の交通機関におけるキャッシュレス化の拡大が期待されており、クリーンで便利な移動手段の提供が進むことが予想されます。

QRコード決済が実用化されることにより、利用者にとっての利便性が向上するだけでなく、バス運営の効率化も期待されます。今後の動向に注目が集まります!


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会社情報

会社名
FIG株式会社、モバイルクリエイト株式会社
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