道路空間を変える！路面太陽光発電技術の実証に向けた公募開始

路面太陽光発電技術：未来のエネルギーシステムの第一歩

2050年に向けたカーボンニュートラルの実現に向けて、国土交通省が新たなイニシアチブをスタートさせました。それは、道路空間での再生可能エネルギーの促進を目指す「路面太陽光発電技術」の実証プロジェクトです。本プロジェクトでは、今年度中に新しい技術の公募が行われ、道の駅などの歩行空間での現地実証が計画されています。

新たな公募の背景

昨年度の実験では、車道や駐車場を対象にした際、車両の荷重が原因でひび割れが発生するという課題が浮上しました。今回は、より軽荷重な環境での実証を図ることで、実用化を目指します。道の駅という多くの人々が利用する場所を選び、社会実装における具体的な使用シーンを想定した実証が行われることになります。

定められた期限と提出物

技術公募に関しては、次の期限が設けられています。参加表明資料の提出は2023年12月22日まで、技術資料の提出は2024年1月27日までとなっています。この公募は、企業や製品の認定を目的としないため、広く技術者の知恵を集めることが求められています。応募方法についての詳細は、国土交通省の公式サイトからダウンロード可能です。